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2025年12月10日水曜日

11月3日 アフガニスタン北部でM6.3の地震

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
生 姜 の 花



11月3日、アフガニスタン北部のバルフ州の

州都マザリシャリフ付近の深さ28Kmを震源と

するM6・3の地震が発生した。

アフガニスタンと国境を接するタジキスタン、

ウズベキスタン、トルクメニスタンでも

揺れを感じた。

米地質調査所(USGS)の推計では、この地震で

クナール州を中心に2200人以上が死亡。

アフガニスタンでは、8月にも東部の山間部を

震源としたM6.0の地震が発生しており、

少なくとも800人が死亡、2800人以上が

負傷するなど、甚大な被害を出す地震が相次ぐ。

アフガニスタンは、ユーラシアプレートと

南から押してくるインドプレートとの衝突

境界域にあるため地震が頻発する。

インドプレートが、北~北北西方向に、年

約40㎜の速度で北進しているとされる。

この影響で、ヒマラヤ・パミール・ヒン

ドゥークシュなどの山岳帯が形成されて、

褶曲や断層活動を活発化させている。

ヒンドゥークシュ山脈は、アフガニスタン

国内を北東から南西に1200kmにわたって

延びる山脈で、西端はイラン国境に達する。

パキスタン国境からアフガニスタン南東部に

かけて延びる左横ずれ断層のチャマン断層系が、

震源の浅い強い揺れの地震を頻発させている。

また、首都カブール周辺に分布する逆断層・

横ずれ断層のパンジシール断層やサラング断層は

震源の浅いM6~7級の地震を頻発させている。

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