11月3日、アフガニスタン北部のバルフ州の
州都マザリシャリフ付近の深さ28Kmを震源と
するM6・3の地震が発生した。
アフガニスタンと国境を接するタジキスタン、
ウズベキスタン、トルクメニスタンでも
揺れを感じた。
米地質調査所(USGS)の推計では、この地震で
クナール州を中心に2200人以上が死亡。
アフガニスタンでは、8月にも東部の山間部を
震源としたM6.0の地震が発生しており、
少なくとも800人が死亡、2800人以上が
負傷するなど、甚大な被害を出す地震が相次ぐ。
アフガニスタンは、ユーラシアプレートと
南から押してくるインドプレートとの衝突
境界域にあるため地震が頻発する。
インドプレートが、北~北北西方向に、年
約40㎜の速度で北進しているとされる。
この影響で、ヒマラヤ・パミール・ヒン
ドゥークシュなどの山岳帯が形成されて、
褶曲や断層活動を活発化させている。
ヒンドゥークシュ山脈は、アフガニスタン
国内を北東から南西に1200kmにわたって
延びる山脈で、西端はイラン国境に達する。
パキスタン国境からアフガニスタン南東部に
かけて延びる左横ずれ断層のチャマン断層系が、
震源の浅い強い揺れの地震を頻発させている。
また、首都カブール周辺に分布する逆断層・
横ずれ断層のパンジシール断層やサラング断層は
震源の浅いM6~7級の地震を頻発させている。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
0 件のコメント:
コメントを投稿