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2026年4月27日月曜日

中國 住宅価格3割下落で担保割れ続出

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
九 重 桜



中国では、不動産バブルによる長引く不況で

家計も苦しい中、追い打ちをかけているのが

住宅価格の下落による資産価値の減少。

民間指標によれば、北京や上海など主要都市の

住宅価格はピークから3割余り下落しており、

当局の統計よりも大幅な下げを示している。

北京や上海など大都市でも資産価値がローン

残高を下回る担保割れが深刻化しているが、

地方都市では、住宅価格の担保割れが更に

深刻で、経営基盤の弱い地方都市の銀行は

経営に大きな影響をうけることが免れない。

加えて、景気の悪化で家計状態が悪化し

ローン返済も滞納が増加。

地価下落の影響で、ローン残高が住宅価値を

上回る[負の資産状態]はおよそ10兆円を超える

規模に達しており、27年までに約5兆4000億円の

損失が出る恐れがあるという。

銀行による住宅ローン延滞に関する訴訟の

受理を停止または制限している裁判所も。

銀行では、不良債権化を恐れて債務者に元本

棚上げして利息だけ払う対応を取る所も。

不良債権化を恐れる一部の銀行は、差し

押さえに踏み切る代わりに、顧客と協力して

住宅の買い手を見つける取り組みを行うなど

銀行も必死。

住宅や不動産を担保にしている事業主は

非常に深刻な事態に直面しているが、日本

などのように、個人破産制度がないため、

差し押さえ物件売却で債務返済が不十分の

場合は、その後も残債の返済義務が課せられ

続け、借金の取り立てに追われることになる。

債権債務の早期整理がつかずにいることが、

不動産バブル崩壊後遺症をより長引かせる。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

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