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2024年8月12日月曜日

気象庁 地震臨時情報[巨大地震注意]発表

備えよ常に! 備えあれば憂いなし




l 8月8日午後4時43分ごろ、日向灘を震源とする

M7・1の地震が発生を受けて、専門家による

評価検討会が開かれて、[南海トラフ地震臨時

情報(巨大地震注意)]が発表された。

対象は、南海トラフ巨大地震の発生想定震源

断層域に含まれている防災対策の推進地域の

29の都府県、707市町村。

この地域では、南海トラフ巨大地震で、震度

6弱以上の激しい揺れや高さ3m以上の津波の

恐れがある。

気象庁の会見では、[南海トラフ地震の想定

震源域では、新たな大規模地震が発生する

可能性が平常時より高まっていると考え

られる]と述べている。

特に、注意すべき期間として1週間を設定し、

日頃の地震に対する備えを再確認すること、

避難通路や方法を再確認することと、必要に

応じて市町村からの情報や指示に従い自主

避難をすることなどが要請されている。

また、想定震源域の半分程度がずれ動く

M8以上の地震が発生し、次の巨大地震に

対して警戒が必要とされた場合には、[南海

トラフ地震臨時情報(巨大地震警戒)]を発表。

地震が発生した時に、津波からの避難が

明らかに間に合わない地域の住民は、1週間

事前避難することが要請、指示される。

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2024年8月10日土曜日

日向灘でM7・1 南海トラフ地震臨時情報

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
ギ ン リ ョ ウ ソ ウ



l 2024年08月08日 16時43分頃、宮崎県日南市

東方海上およそ20Km/宮崎市南東およそ

30Kmの深さ約30Kmの地点を震源とする

M7・1の地震が発生した。

政府の地震調査研究推進本部は、2019年に

南海トラフ巨大地震の発生想定震源断層域を.

東端は富士川河口断層帯の静岡県全域から

伊勢湾北部、紀伊半島南部から四国の中央

構造線の南部域を含み、九州の豊後水道、

日向灘北部から南西部へと拡大した。

この拡大された西の端が日南市付近となる。

今回の震源は、この西の端に当たる。

また、南海トラフ巨大地震との関連性を

分析、確認する検討会は、地震の規模を

M6・8以上としている。

2024年4月17日に、想定震源域内である豊後

水道の深さ39Kmを震源とするM6・6の地震が

発生したが、M6・8に達していないので、

検討会は開催されず、気象庁は[地震活動等に

ついては注意深く監視している]とした。

最近では、今回の地震の北方およそ50Kmで

2024年07月30日 宮崎県高鍋町東沖3~5km

付近の深さ約40Km付近を震源としたM5・2の

地震が発生している。

今年に入って、半年足らずの間に日向灘では

近接した場所を震源とする地震が相次いでおり

震源の深さも大きく変わらず、同じスラブ面が

震源となっているようだ。

かねて懸念されていたのが、日向灘での巨大

地震の発生が引き金となって、南海、東南海、

駿河湾のそれぞれのトラフが連動する四連動の

超巨大地震の発生である。

安政年間の地震のように誘発的に連鎖して

発生することもありうる。

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2024年8月9日金曜日

新型コロナ 12週連続増加 全国平均14.58人

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
石斛



l厚生労働省は、7月28日までの1週間に全国の

およそ5000の医療機関から報告された新型

コロナの患者数は前の週から4669人増えて

7万2003人となったと発表。

また、新型コロナウイルスの全国の感染者数が、

医療機関あたりの平均の患者数が14.58人と、

前の週の1.07倍となり、12週連続で増加した。

都道府県別では多い順に

▽佐賀県が31.38人

▽宮崎県が25.98人

▽熊本県が25.46人

▽長崎県が24.94人

▽愛知県が23.25人などとなっていて、

39の都道府県で前の週より増加した。

10県で「20」超え 九州地方依然高い水準で

本州では、愛知県で23.25人となっている。

専門家は、現在流行している主流の株が

オミクロン株から派生したKP.3.3に置き

換わってきているが、症状はそれほど

変化していないとする。

しかし、以前にはなかった症状として、肺炎に

なる人が多くなっており、高齢者でも肺炎が

みられるようになったと指摘。

原因として指摘されているのは、ワクチンを

接種してから多くの方が6か月以上経過して

いて、抗体価が下がっていること。

また、主に子どもの間で流行する手足口病の

患者報告数は1定点医療機関あたり[13.72人]と

警報レベルを大きく超えており、患者報告数は

2週連続減少したが、警報レベルの基準を

7週連続で超えている。

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2024年8月8日木曜日

パリ五輪トライアスロン 大腸菌汚染で入院

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
ギ ン リ ョ ウ ソ ウ



l パリ五輪のトライアスロン競技は、大腸菌

汚染が深刻なセーヌ川で、7月30日に男子、

31日に女子、8月5日に混合リレーが行われる

予定だったが、初日の男子競技は順延された。

理由は、大腸菌汚染度が基準を超えていたから。

世界トライアスロン大会規則にでは、大腸菌

コロニー形成単位(CFU)が1000を超えた場合、

医療委員会がゴーサインを出さない限り、

トライアスロンのスイムは行えない。

前日に雨が降った6月30日、競技場のアレク

サンドル3世橋付近で行われた水質検査では、

水100ミリリットルあたりのCFUが2000前後と、

世界トライアスロン基準の2倍だった。

6月3日~7月2日にかけての検査では、30日の

うち22日でCFU許容限度の1000を上回った。

7月17日にはパリ市長が自ら川を泳いで安全性を

アピールしたが、開会式当日の26日と翌27日の

雨で生活排水の汚水が大量に流れ込み、水質の

悪化で公式練習もできない状態だった。

だが、31日以降のスイム競技は予定通り実行。

7月31日の男子競技では、カナダの9位だった

選手がゴールラインで嘔吐したとの報道。

ノルウェーの選手も競技後、体調不良に。

ベルギーの女子選手は大腸菌感染症で入院。

このため、ベルギーチームに続いてスイス

チームも8月5日実施の混合リレーを棄権。

セーヌ川では8日、9日に10Kmを泳ぐマラソン

スイミングが世界水連の管轄で予定されている。

大会組織委員会は5日の会見で、レースの

実施は世界トライアスロンとの合意で行い、

体調不良の原因がセーヌ川にあるとは限ら

ないとする見解を発表。

選手たちが泳ぐセーヌ川の画像の水の色は

紅茶のような茶色に染まり、かっての赤潮

大発生が続いた頃の大阪湾の水を思い出させる。

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2024年8月5日月曜日

世界人口 2080年代半ば103億人がピーク

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バ ン ビ  奈良公園



l 7月11日は、国連の[世界人口デー]に当たり、

国連は世界人口の推計を報告書で発表した。

世界の人口は、2024年のおよそ82億人から

今後50年から60年にかけては増加を続け

2080年代半ばには、およそ103億人でピークに

達するとしている。

そしてその後は、減少に転じて今世紀末

までにおよそ102億人になると予測している。

世界人口のピークは、先進国を中心に各国で

出生率の低下が続いていることなどから

これまでの見通しより早まるとしている。

ロシアや中国など63の国と地域では、24年

までにすでに人口がピークに達している。

また、人口大国のブラジルやインドネシアなど

48の国と地域で30年後の2054年までに人口が

ピークに達すると予測している。

国別の24年の人口推計では1位がインドで

およそ14億5100万人、2位が中国でおよそ

14億1900万人、米国がおよそ3億4500万人。

インドは、今後も人口が増えて2054年には

16億9200万人に達するのに対し、中国は

人口減少が続き、2054年には12億1500万人、

2100年には6億3300万人と半分以下を予測。

日本の総人口は、2023年末の推計で1億

2435万2000人と前の年より60万人近く減少。

これで、13年連続で減少した。

日本の総人口は、長期の人口減少過程に入り、

2026年に人口1億2,000万人を下回った後、

60年には1億人を割って9,913万人となり、

72年には8,674万人になると推計されている。

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2024年8月2日金曜日

中国 繰り返される洪水禍 23年の再来も

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ツバキ 平野神社



l 2024年の降雨期の中国、南部では5月から

豪雨による洪水が発生するなど、昨年以上に

降水量が多く多難が予想される。

特に南部地域では、4月から雨が降り続き、

例年の2倍を超える降雨量を観測する所も

あり、各地で洪水が発生し、政府は、10省

ほどの被災地域に急遽、救援金を支給。

6月から7月に入り、本格的な梅雨期になって

長江流域でも増水で、長江に接する国内

最大の淡水湖の鄱陽湖が満水状態で決壊の

危機に追い込まれ、鄱陽湖に次ぐ洞庭湖では

堤防が200m余にわたって決壊。

7月中旬には、長江上流の四川省でも洪水が

発生し、長江支流で河川氾濫が続出。

梅雨前線は停滞で、四川省や河南省などでは

大雨が降り続き、降雨量が局地的に400〜

500mmとの予想も出され、三峡ダムは満水、

溢水に備えて予備放流を開始し、下流の

長江流域は氾濫の危機と隣合わせの日々に。

このような中、陝西省では豪雨による洪水で

高速道路の橋が崩落し、40人ほどの犠牲者が。

7月26~27日には、台風3号ケーミーが福建省に

上陸し、温帯低気圧に変わってからも通過

地域周辺での豪雨禍の発生が懸念される。

2023年の台風5号(トクスリ)が、北京市や

河北省に大きな洪水被害をもたらしたが、

今回も同様の大きな被害発生が懸念される。

古来、[水を治めるものは国を治める ]と

されて来た中國、繰り返される水害は

既に[人災]だとする指摘も多く、習近平は

[皇帝]としては不適任の批判も高まりそう。

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2024年8月1日木曜日

[大地震が少ない県第1位]富山県の地震

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子 鹿  奈良公園



l 過去100年間に、全国で大きな地震の発生

回数が最も少ない県としてランクされて

いるのが富山県。

富山県で震度5弱以上を記録した地震は、

1930年の大聖寺地震と2007年の能登半島

地震の2回だったが、24年の能登半島地震

最大震度5強を記録し3回となった。

県の南北と西方地域を震源とした地震の

影響で県内で大きな揺れを記録しているが

東方の中越地震では、震度3に止まっている。

理由は、立山連峰など富山県を囲む北アル

プスの地下にあるマグマ状の岩石帯(フォッサ

マグナ)が地震波を吸収するためとされる。

だが、県の中央部に広がる筑波平野には

Sランクに位置付けられている砺波平野断層帯

・呉羽山断層帯があり、予測される最大震度は

M7・2,発生確率は3%と高く油断が出来ない。

この外に4つの大きな断層帯が県周辺に存在。

1月1日の能登半島地震発生直後の3分後に

富山湾で79cm の津波を観測した。

その後の調査で、富山市沖4Km沖の水深260~

330mの海底で長さ約500m、幅約80mの

地滑りが確認され、津波の原因だと判明。

7月11日に、富山市の東部、新潟県寄りの

朝日町北方沖の数Km付近の海底を震源と

するM4・7、深さ16kmと推定される地震が

発生し、1分後にもM4・3の地震があり、

朝日町で震度3を観測した。

この付近は、新潟県内から伸びている

魚津断層帯に近いが、地震発生の少ない地域。

専門家は、富山湾では能登半島地震の影響で

海底の地盤が不安定な場所の存在も推測され、

M3クラスの小さな地震でも海底地滑りが

発生する恐れがあり、極く短時間での津波が

到達が予測されるので警戒が必要と警告。

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