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2025年9月9日火曜日

全国各地でカワウによる被害が急増

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
瓊 花  東大寺



カワウの異常繁殖で困らされているのが琵琶湖。

琵琶湖の北部に、信仰の島、竹生島がある。

古来、神の住む島として信仰があった竹生島に、

奈良時代に行基上人が竹生島宝厳寺を開き、

四天王像を安置したことで竹生島信仰が始まる。

現在は西国三十三ヶ所観音霊場の第三十番札所。

元々琵琶湖に、カワウはほとんどいなくて

サギが多かったようだ。

昭和後期から平成初期にかけて,豊富な

餌場が近い竹生島に営巣が急増し、特に捕獲

禁止になってからカワウが急激に増加して,

森林被害 が深刻化した。

滋賀県によると、2008年9月には約7万5千羽を

数え、カワウによる漁獲や森林などへの

被害が深刻化したため、2009年から捕獲に

よる個体数調整が開始された結果、2012年春

には1万羽を下回るまでに減少した。

2022年(令和4年)には17,451羽と増加傾向で

あるが、最近はねぐらを周辺の河川沿いに

移す傾向が強まっているため、全体数は増加。

カワウの糞尿による樹木の枯死や悪臭、

騒音などの被害が拡大し、当該自治体は

対策に苦慮している。

元来、縄文時代からサギ類やカワウなどは、

食用になっており,江戸時代にも広く食用と

され、卵も重宝された。

最近では、川や池で魚を追うカワウが、

普通に見かけられる。

カワウにとって、小魚が豊富に獲れて、

ねぐらになる森や林が多い日本は天国なのだ。

取分け、堀のよって隔絶されている古墳は

別天地になっている。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





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