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2025年9月8日月曜日

夏の夜の風物詩 伝統の在る鵜飼

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
ツ  バ  キ



昼間の厚さから解放されて、涼しい川風を

袖から取り込みながら、川辺で鵜飼を楽しむ

のは、夏の最高の納涼観光だろう。

現在、全国で10数ヶ所で鵜飼が行わている。

特に、有名で格式が高いのが、宮内庁式部職で

ある鵜匠によって行われている長良川の鵜飼。

その歴史は、奈良時代、1300年ほど前まで

遡り、また、5世紀末とされている古墳から

首に紐を付けられた鵜が、魚をくわえいる

姿を表した[鵜形埴輪]が出土していることから、

この頃には基本的には現在に近い鵜を用いた

漁が行われていたのだ。

正倉院文書の美濃国の大宝2年(702年)の戸籍に、

鵜養部の名が見えることから、この頃には

鵜飼を生業とする集団が存在したようだ。

鵜飼に使用される鵜は、日立市から供給されて

おり、カワウは賢く、機敏なのでウミウが

使われているという。

長良川の鵜匠は[宮内庁式部職鵜匠]という

非常勤国家公務員で、世襲制だとされる。

鵜の訓練や鵜飼いの時に舟頭を雇うなど

伝統技能を守る経費を賄うために、国からの

給与と地方自治体からの支援が行われている。

このほか、宮内庁には千葉県に鴨場があり

毎年、内閣や議員、外国の外交官を招いて

鴨猟がおこなわれいる。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





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