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2025年9月18日木曜日

アフガニスタン東部で地震 死者1400人以上

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
水 仙



米地質調査所(USGS)によると2025年8月31日

午後11時47分ごろ、アフガニスタン・ナンガ

ルハール州ジャララバードの東北東約27Kmの

地点の深さ8Kmを震源とするM6・0の地震が発生。

パキスタンのペシャワールとの中間点近くで、

国境に近い山岳地帯。

9月2日午後4時59分ごろ、最初の震源地近くで

M5・2の地震が発生した。

震源はジャララバードから北東に34Kmの地点。

タリバン政権によると、この迄におよそ

1411人が死亡、3124人が負傷したと発表。

特に被害の大きかったクナール州では600人

以上が死亡し、3つの村が壊滅した。

険しい山岳地形や悪天候の影響で、救助隊の

到達も困難であり、捜索活動は難航。

通信網が途絶した地域もあり、行方不明者の

数は依然多く、死者はさらに増える見込み。

タリバン政権は復興費として14万5000ドル

(約2,200万円)を拠出する方針を示したが、

被害規模があまりにも大きいため、国際社会に

支援要請した。

国連によると、過去10年間でも地震で7,000人

以上が死亡して地震多発地帯。

南西のインドプレートと北のユーラシア大陸

プレートが衝突したところにチベット・

ヒマラヤ山脈が形成されており、西側からは

アラビアプレートが圧迫して来ているプレートが

複雑に絡みあった場所であるため断層も多く、

これまでにも大きな地震が発生してきている。

主な断層としては、チャマン断層、ハリラッド

断層、中央バダフシャン断層、ダルバズ断層。

2005年10月8日には、M7・6地震がパキスタン

北部のカシミール地方で発生し、8万人以上が

死亡し、250万人が家を失っている。

最近、10年間にアフガニスタンで発生した

主な地震では、2015年10月、カブール市

北側から東に延びるヒンドゥークシュ山脈の

北東部でのM7・5の地震では、アフガニスタン、

パキスタン、インドで計400人近くが死亡。

2022年6月、カブールの南 パクティカ州、

ホースト州で発生したM5・9の地震では

1000人以上が死亡。

2023年10月、イランと国境を接するヘラート

州で発生したM6・3の地震では、複数回強い

揺れで数千人の死傷者が出ている。

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