気象庁は、4月に富士山の大規模噴火による
降灰などにより、首都圏にどのような影響が
出るかを検討する有識者会議を開き、火山灰
警報の導入を提言した。
富士山が、高度1万mまで噴煙を上げる大規模
噴火をすると火山灰が偏西風に乗って非常に
速い速度で東方向の関東平野に広がる。
100Km離れた東京には、1~2時間で火山灰が
到達し、空が暗くなり地表が火山灰に覆われる。
江戸時代中期の1707年(宝永4年)に発生した
宝永噴火クラスの噴火が起こると、ライフ
ラインが寸断されて都市生活は大混乱に陥る。
宝永噴火は16日間続いたが、2週間も噴火が
続けば、サプライチェーン(供給網)もマヒし
日本経済が沈没しかねない事態になる。
現時点では、マグマのうねりで発生すると
言われる低周波地震や噴気と呼ばれる火山
ガスの噴出が無いので、噴火の兆候は見られない。
だが、前例からすれば、突然火山性地震が増え、
数時間後に噴火することももあり得るとする。
富士山は5600年前から30年に1回は噴火して
いたのに、宝永噴火以降、300年は停止している。
噴火の兆候は、直前に来るので、極端に言えば
明日に噴火が起きても不思議ではないと警告。
他方、地震発生や火山噴火は[熱移送]によって
引起されるとする学者は、富士山噴火は
当面発生しないとしている。
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