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2025年9月24日水曜日

滋賀県 男性の禁煙半減運動が1位躍進要因に

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
水  仙



2021年(令和3年)、滋賀県の平均寿命は

86・3才となり、全国1位に躍進した。

滋賀県の平均寿命は1990年には、79・4才で

全国21位だったのが、2021年には86・3才と

30年間に6・9歳も伸びて、それまでのトップで

あった沖縄県を抜いて1位に躍り出た。

その躍進の原動力となったのが喫煙率の

低下だと説明されている。

2001年に県が策定した[健康しが推進プラン]で

男性の喫煙率について[10年後までに半減する

のが望ましい]とする数値目標を掲げた。

この数値目標策定の中心になった県職員は、

その前年の00年に厚生労働省が策定した計画

[健康日本21(21世紀における国民健康づくり

運動)]の検討会の委員でもあった。

委員たちは、国の計画でも[喫煙率半減]を

盛り込もうとしたが、案の段階では入って

いた数値目標は、最終的には撤回された。

理由は、たばこ業界の反発を後押しした

利権保持グル―プの圧力に押し切られたのだ。

日本国内で独占的にタバコを製造販売する

JT(日本たばこ産業株式会社)は、日本国内の

禁煙の機運の盛り上がりに押されて、積極的に

海外企業を買収して業容を拡大し、現在

売上の6割は海外事業であり、タバコ関連

企業では世界第3位の規模となっている。

現在のJTの主要市場は、日本、フィリピン、

台湾、イタリア、スペイン、英国、ロシア、

ルーマニア、トルコなど。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





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