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2025年12月15日月曜日

中国宇宙船に宇宙ごみ衝突 地球帰還延期

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
フ ヨ ウ



[神舟20号]に搭乗して4月25日に天宮に到着し、

6ヶ月間滞在した後、11月5日に天宮から

帰還船[神舟20号]で地球に帰還する予定だった

宇宙飛行士3人が、帰還船に宇宙ゴミ(デブリ)が

衝突したために、帰還できなくなった。

中国国家航天局(CNSA)が、急ぎ打上げた

交代要員を乗せた[神舟21号]が、10月31日に

天宮に到着した。

待機していた3人は、[神舟21号]のカプセルに

乗って、11月14日に内モンゴル自治区の

東風着陸場に着陸し、無事に帰還した。

宇宙には、衛星や宇宙船の打ち上げに伴う

デブリと呼ばれるごみが何万と存在し、猛

スピードで巡回している。

小さなデブリでも衝突すれば大惨事に繋がる

恐れがあるため、宇宙飛行士は危険と隣併せだ。

観測者などによると、月の表面に小さな

天体が衝突したと推測された。

大気が存在しない月では、天体が衝突した

後に閃光が発せられる。

10月30日に衝突した岩石の質量は0・2Kg、

突入角は26度、衝突後に生じたクレーターは

幅3mほどと推定されている。

米航空宇宙局(NASA)によると、質量が5Kgの

天体が衝突すると9m以上のクレーターが

できて、75トン以上の土壌と岩石を噴出する。

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2025年12月13日土曜日

世界の地溝帯と[別府-島原地溝帯]

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ピ ン ク 凌 霄 花



地溝帯とは、ほぼ平行に走る断層によって

区切られ、周囲よりも陥没してできた帯状の

地形をいう。

地溝帯は、陸地が両側に引っ張られて分離する

際に形成される大規模な地溝であり、大陸では

プレート境界ともなる。

大陸の地溝帯は、地球内部のマントルの上昇流

(マントル・プルーム)によって大陸が引き

裂かれることで形成される。

その規模は、 幅35~100km、総延長7000km

にも及ぶものがある。

*アフリカ大地溝帯は、グレート・リフト・

バレーと呼ばれ、シナイ半島の両側面から

アフリカ大陸のシブチ、エチオピアを通り

モザンビークまで南北に縦断する巨大な谷と

なっており、総延長は約7000kmに及ぶ。

アフリカ大地溝帯には、陸上の最低点である

死海(死海トランスフォーム断層)やアフリカ

最高峰のキリマンジャロ(5895m)が存在する。

*ライン地溝帯: ヨーロッパに位置する。

*バイカル地溝帯: シベリアに位置する。

九州の活発な地震活動は別府から雲仙に至る

別府ー島原地溝帯に沿って発生する。

震源メカニズムは、およそ南ー北方向伸張する

軸をもち、この地域で起こる地震は地殻が

南北に引っ張られて生じていることを示す。

別府ー島原地溝帯の西端にある雲仙地溝では

年間約1・4㎝ずづ南北に広がっていることが

地殻変動の観測データで突き止められている。

別府-島原地溝帯は、島原半島から熊本、阿蘇

火山 、九重火山群 、由布 鶴見火山群 、別府へと

幅20~30kmで長さが約150kmあり、東は

日本最大の断層帯である[中央構造線]に繋がる。

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2025年12月12日金曜日

熊本・阿蘇で最大震度5強 群発地震か

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酔 芙 蓉



11月25日午後6時1分ごろ、熊本県阿蘇地方で

深さ約10kmを震源とするM5・8の地震が

発生し、産山村で最大震度5強を観測した。

25日から2日間の間に、40回を超える震度1

以上の揺れを観測。

2016年(平成28年)4月に発生した熊本地震を

思い起こさせる揺れが観測された。

熊本地震では、今回の地震の震源地と阿蘇山

中岳を挟んで南に位置する南阿蘇村で大きな

被害が出ている。

熊本地震では、阿蘇山外輪山西側斜面に位置する

南阿蘇村から益城町木山付近を経て宇土半島

先端まで伸びる布田川断層と益城町木山から

南の八代市まで伸びる日奈久断層が動いた。

益城町で震度7を観し、熊本城の石垣が崩れる

大きな被害が発生した。

布田川断層が存在する地域は[別府-島原地溝帯]と

呼ばれる地殻が溝状に落ち込んだ場所にある。

[別府-島原地溝帯]は、毎年1・5~2・0cmの

スピードで南北に引き裂かれている。

専門家は、この地溝帯には地下から絶えず

熱水などの流体が上がって来て、地下の断層・

割れ目に入り込み地震が発生し易い場所とする。

群発地震とした場合には、トカラ列島地震や

能登半島地震のように、群発活動はかなり

長い間続き、今回が最大地震なのではなく、

もう少し大きい地震が起こる可能性があると

して注意を呼び掛けている。

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2025年12月11日木曜日

地震国アフガニスタン 23年にM6・3が4連発

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凌 霄 花



アフガニスタンでは、25年11月3日にM6・0の

地震が発生して、約2200人が死亡したと

されるが、8月31日にも震源はアフガニスタン

東部のパキスタンと国境を接するクナル州の

地下約8㎞の浅い場所を震源とするM6・の

地震が発生して、数百人が死亡し、数千人が

負傷したとされているが、アフガニスタンは、

極端な女性差別政策が改善されていないため、

国際社会から国として認められず、組織的な

支援が受けらない上に正確な情報も届かない。

2023年10月7日午前11時11分(現地時間)に、

アフガニスタンの北東からパキスタン北西に

延びるヒンドゥークシュ山脈の西端に位置する

ヘラート州でM6・3の地震が発生した。

この地震の23分後に、同じくM6・3の2回目の

地震が発生した。

4日後の10月11日に、救助活動が行われている

最中に、同じ地域で3回目のM6・3の地震が発生。

更に15日にも、同じ場所でM6・3の地震が発生。

6日間という非情に短い期間内にM6・3の地震が

4回発生し、地震学者は非常に珍しい地震とする。

この半年ほど前の3月には、アフガニスタンの

東北端のヒンドゥークシュ山脈に位置する

パダフシャーン州でM6・5の地震が発生している。

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2025年12月10日水曜日

11月3日 アフガニスタン北部でM6.3の地震

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生 姜 の 花



11月3日、アフガニスタン北部のバルフ州の

州都マザリシャリフ付近の深さ28Kmを震源と

するM6・3の地震が発生した。

アフガニスタンと国境を接するタジキスタン、

ウズベキスタン、トルクメニスタンでも

揺れを感じた。

米地質調査所(USGS)の推計では、この地震で

クナール州を中心に2200人以上が死亡。

アフガニスタンでは、8月にも東部の山間部を

震源としたM6.0の地震が発生しており、

少なくとも800人が死亡、2800人以上が

負傷するなど、甚大な被害を出す地震が相次ぐ。

アフガニスタンは、ユーラシアプレートと

南から押してくるインドプレートとの衝突

境界域にあるため地震が頻発する。

インドプレートが、北~北北西方向に、年

約40㎜の速度で北進しているとされる。

この影響で、ヒマラヤ・パミール・ヒン

ドゥークシュなどの山岳帯が形成されて、

褶曲や断層活動を活発化させている。

ヒンドゥークシュ山脈は、アフガニスタン

国内を北東から南西に1200kmにわたって

延びる山脈で、西端はイラン国境に達する。

パキスタン国境からアフガニスタン南東部に

かけて延びる左横ずれ断層のチャマン断層系が、

震源の浅い強い揺れの地震を頻発させている。

また、首都カブール周辺に分布する逆断層・

横ずれ断層のパンジシール断層やサラング断層は

震源の浅いM6~7級の地震を頻発させている。

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2025年12月9日火曜日

コメ価格見通し指数大幅下落 先安観強まる

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奈 良 公 園



全国農業協同組合連合会(JA全農)などで構成する

米穀安定供給確保支援機構は11月4日、

取引関係者から聞き取ったアンケート調査

結果を公表した。

価格見通しを、現状で推移するレベルを50とし

価格が[安くなる]や[やや安くなる]の回答が

多いと50を下回る数値で評価。

調査結果では、今後3カ月の主食用米の価格

見通しを示す11月の指数が、前月から一気に

7ポイント下落し、32になったと発表した。

随意契約による備蓄米を放出した直後よりも

低い水準で、先安感がいっそう強まった。

米価下落の見方が強まった背景には、在庫が

徐々に積み上がっていることがある。

農水省によると、10月末の出荷・販売段階の

民間在庫量は前年同月比62万トン増の306万トン。

12月2日、コメ卸売りの大手業者は、新潟

市内で開かれた米生産者大会の講演で、

現状で推移すれば、米価格が暴落するのは

間違いなく、どこまで暴落するかは判らないが、

かなり暴落する可能性があると語った。

見通しでは、令和8年6月末の民間在庫量は、

215~229玄米トンとされている。

もし、229万玄米トンに達した場合、最も

在庫水準が高かった平成27年の226万トンに

匹敵する在庫量となる。

コメの過剰感、先安観が強まる中、商社系の

集荷業者が集荷キャンセルなどで撤退が相次ぐ。

JA全農の高い概算金提示で火が付いた集荷

合戦に踊らされて、高い価格の在庫を抱え

込んでいる流通業者は、これから始まる

下落相場で地獄を見ることになる。

需要家を苦しめ、泣かせてきたツケを払う番だ。

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2025年12月8日月曜日

2000年前にニュージーランドのタウポ火山大噴火

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コ ス モ ス



ニュージーランド北島の中央に、オセアニア

最大の淡水湖であるタウポ湖が存在する。

表面積が616km²ほどで、周囲の長さは193Km

にも及ぶ湖で、スーパーボルケーノ(超巨大

火山)の河口湖である。

研究者のチームが、西南極の氷床コアの深さ

279m付近から採集した火山ガラス片の分析

結果から、この火山ガラス片はタウポ火山の

噴火との関連性が判明した。

紀元232年の晩夏から初秋にかけての噴火に

因るものと判明した。

タウポ火山は、約2万5500年前のオルアヌイ

超巨大噴火は、世界で最も新しい超巨大噴火と

言われ、北島を火山灰と火成岩の厚い層で覆った。

タウポ火山は約2000年前に再び噴火して、

ニュージーランド史上最大の噴火とされている。

この時の噴火は、過去5,000年間において

地球上で起こった噴火のなかでもっとも強力な

もので、噴火は数日から数週間継続したとされる。

この時代の大噴火で運ばれた火山ガラス片が、

約5000kmも離れた南極で見つかったのだ。

南極で見つかっ火山ガラス片は、232年の

噴火だとされているが、噴火はこの年の

一度限りではなかっただろうし、その前後の

年にも幾度となく大噴火を起こしていたことも

十分考えられる。

ニュージーランドでは、西暦181年に大噴火が

発生したとされている。

中国の後漢書では、桓帝と霊帝の治世の期間の

146年~189年の間に、食料不足で倭国大乱が

起ったと記録されている。

稲作が西日本に定着して間もない時期で、

人口が急増していた時期に当り、タウポ火山の

巨大噴火の影響が十分考えられる。

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