2025年の西日本の梅雨は、例年より20日ほども
早く明けて、これまた暑さも例年にない早い
時期に連続猛暑日が続く、凄まじさを伴って
西日本から、関東地方へと広がった。
何故このような猛烈な暑さが続くのか、
専門家は日本付近の近海で起こっている
海水温異常にあると指摘する。
日本では、6月下旬が日射量が一番多い。
この時期に晴が続くと海水温が急上昇し、
暖かい空気の吹込みで猛暑が強く、また
長引くとする。
問題なのは、地球温暖化で世界中の海面水温が
急上昇しているが、世界中で最も上昇している
のは、日本近海の海面水温だという。
年間を通して日本で日射しが一番強いのは
太陽が真上近くに来る夏至の6月下旬、そして
一番気温が高い時期は8月上旬で、この時期に
夏季の記録的猛暑が発生する。
海面水温は、陸上より1ヶ月ほど遅れて異常な
ほど高温となり、記録的猛暑を産み出す
要因となる
更に、空気は圧縮すると温度が上がる。
下降気流に伴う断熱圧縮による昇温現象が
起り、地表の温度が上昇する。
日本でも偏西風の蛇行して、北に偏ることで、
夏の高気圧が日本を覆い、下降気流が熱と
水蒸気を地面付近にこもらせる高温多湿の
蒸し暑い状態のヒートドームが発生する。
だが、米国のヒートドームに比べ湿度が
高い、蒸し暑い状態となり米国よりも質が悪い。
2023年春、世界中の海面水温が急上昇し、
その後も観測史上最高温度を更新し続けている。
海水温は、元に戻らず、上昇したままの状態が
続き、25年も前年と同じような水準で推移。
今夏も、暑さから逃れられない理由だ。
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