農林水産省は、7月7日に全国のスーパー
約1000店舗で6月23~29日に販売された
コメ5キロ当たりの平均価格が、前週より
129円安い3672円だったと発表した。
下落は6週連続で、3600円台は1月27日~
2月2日の週以来21週ぶりの価格帯。
100円超の下落は3週連続で、随意契約に
よる政府備蓄米の販売が増えたことが平均
価格の低下につながった要因だとする。
平均価格は前年同時期比で62・8%高。
ただ、前年同時期との価格差は1416円と、
昨年10月以来の水準に縮小した。
だが、関西の都市に所在する一般のスーパー
マーケットでは、ガラガラであったコメの
棚には、どこから来たと思えるほどの多くの
銘柄米が、積まれているようになった。
だが、備蓄米は依然として見当たらず、
一般銘柄米は依然として5Kg当り4000円前後で、
中には1週間ほど前より200円ほども値上がり
した銘柄もあり、値下がり感はない。
コメの販売価格は、[西高東低]の傾向にあると
報じられているが、関東・東北地域よりも
近畿圏は400~500円は高い相場になっている。
備蓄米の放出も、保管倉庫が北に偏っている
ためか、入札が行われてから4ヶ月以上経っても
未だ、一般のスーパーの店頭には姿がない。
農林水産大臣は、6月末の閣議後の会見で
[コメは産地からの距離や人件費、それに
販売にかかるコストが地域ごとに異なる。
随意契約による備蓄米の売り渡しの場合、
小売業者が指定する精米所まで国の負担で
輸送しているので、比較的地域差は少なく
なっている]と述べている。
今しばらく待てとのお聡しだが、近畿・四国は
[ウドンどころ]、待てど暮らせど届かぬ安価な
備蓄米に、高いコメなんか食ってられるかの
声も高まるばかり。
コメ離れは関西から。
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