日米間の自動車関税の措置を巡る交渉の
行き詰まりに関連して、遂に飛び出したのが
日本のコメ輸入関税、輸入制限のための
異様な高い壁を設けている問題。
コメの輸入には、1㎏当りで341円もの高額な
関税を賦課していること。
5kg当たりでは1705円も金額になる。
銘柄米の高値止まりで、短粒米で日本人好み
味に近いベトナム米や台湾米などが、一部で
輸入開始が盛んになって来たが、販売価格の
半分近くが関税が占める。
コメ不足で、やむを得ず少しでも安いコメをと
輸入米を買う毎に、国は売り上げ金の半分
近くを懐に入れる仕組みになっているのだ。
国民がどれだけ、苦しもうとも金儲け優先。
国は、関税を掛けずにコメを輸入できる量の
ミニマムアクセスを77万トンと定めている。
この内の10万トンのみを主食米に割り当て。
米国からは、総量の内34万トンを輸入している。
関税を払ってでも国内で一定の消費量が
見込まれるとしてカリフォルニア米の輸入も
本格化しそうだ。
トランプ大統領は、6月30日、自身のSNSに
[日本はわれわれのコメを受け取ろうとしない。
深刻なコメ不足となっているのにだ]と投稿。
トランプ大統領は、もっと強力な輸入拡大
圧力を掛けて欲しと大いに期待する。
先ずは、ミニマムアクセス枠の内、50万トンを
主食用カリフォルニア米にするとか。
或いは、正攻法で輸入関税率引き下げ、或いは
撤廃で自由化を強力に求めることもありだ。
自民党農林族は、コメの輸入を認めたら
自民党はぶっ潰れるぞと脅すが、もし潰れる
ならば願ったり、叶ったりだ。
稲田の耕作面積減反やコメの流通を牛耳って、
国民をコメ不足の窮地に追い込むコメ行政に
胡坐をかく自民党などは邪魔者そのもの。
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