毎年、コメの収穫が始まるころに、政府から
今年の作況指数は101、などと発表があった。
台風などの被害を受けた地域では、97、豊作
だった地方は103などとの数字を見て、国
全体の不作や豊作を知り安堵感も得られた。
小泉農林水産大臣は、6月16日に毎年のコメの
作柄を示す作況指数の公表を廃止すると発表。
これまで、作況指数は毎年無作為に抽出した
全国およそ8000の水田の10アール当たりの
収量を集計し、平均収量のデータを得ていた。
作況指数は、平年を100とした指数で、
▽「不良」が94以下
▽「やや不良」が95から98
▽「平年並み」が99から101
▽「やや良」が102から105
▽「良」が106以上、とされている。
今回のコメ不足問題で、作柄の実態を良く
把握している多くの農家や専門家から、公表
される作況指数と実態とは合っていないの
ではないかとの指摘があったことを受けて、
見直しを決めたものと思われる。
此処何年かは、決まって101であった。
今後は、人工衛星やAIなどの最新の技術の
活用や、大規模農業で使用されているコン
バイン搭載のリアルタイムな収量計測なども
参考にして、作況レベルの精度を向上させ、
農業政策の新たな基盤を確立する方針を、
農水相は表明している。
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