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2025年7月2日水曜日

作況指数の公表を廃止 実態との乖離の疑念

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
黄色い藤の花



毎年、コメの収穫が始まるころに、政府から

今年の作況指数は101、などと発表があった。

台風などの被害を受けた地域では、97、豊作

だった地方は103などとの数字を見て、国

全体の不作や豊作を知り安堵感も得られた。

小泉農林水産大臣は、6月16日に毎年のコメの

作柄を示す作況指数の公表を廃止すると発表。

これまで、作況指数は毎年無作為に抽出した

全国およそ8000の水田の10アール当たりの

収量を集計し、平均収量のデータを得ていた。

作況指数は、平年を100とした指数で、

▽「不良」が94以下

▽「やや不良」が95から98

▽「平年並み」が99から101

▽「やや良」が102から105

▽「良」が106以上、とされている。

今回のコメ不足問題で、作柄の実態を良く

把握している多くの農家や専門家から、公表

される作況指数と実態とは合っていないの

ではないかとの指摘があったことを受けて、

見直しを決めたものと思われる。

此処何年かは、決まって101であった。

今後は、人工衛星やAIなどの最新の技術の

活用や、大規模農業で使用されているコン

バイン搭載のリアルタイムな収量計測なども

参考にして、作況レベルの精度を向上させ、

農業政策の新たな基盤を確立する方針を、

農水相は表明している。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





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