ページ

2025年7月9日水曜日

どこから来たのか稲作を荒らす水草が増殖中

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
垣 の バ ラ



令和の米騒動の最中に、岡山県内で1月に

河川敷で[地球上最悪の侵略的植物]とも呼ばれて

いる特定外来生物の水草[ナガエツルノゲイ

トウ]が見付かって以降、現在では全国30

都府県で繁殖が確認されている。

ナガエツルノゲイトウは、ナデシコ目ヒユ科に

分類される南米原産の多年草で、観賞用に

国内に持ち込まれた。

水陸両生で畦畔や畑地にも侵入し、繁殖力が

非常に強く、数センチの茎や根の断片から

発根して繁殖する。

茎はちぎれ易くて水に浮き、断片が水路や

河川などを介して拡散し、水田内にも侵入し

イネの成長を阻害する。

水田や畑で繁殖すると、作物や農機具に

絡みついて倒伏させたり、機械の作業効率を

低下させて、コメの収量にも影響を及ぼす。

繁殖力や再生力の強いナガエツルノゲイトウの

侵入を防ぐ有効手段はほぼなく、駆除には

粘り強い対応が必要となる厄介者。

厄介な外来種の植物では、北海道大学構内で

国内未確認の毒性植物[バイカルハナウド]が

見つかったと報告された。

環境省などの説明では[バイカルハナウド]は

西アジアが原産のセリ科の植物で、葉や茎

などから出る液体が皮膚についた状態で

紫外線に当ると激しい炎症などを引き起こす。

これまで国内では確認されていなかったこと

などから、公的な駆除の対象となる環境省の

[特定外来生物]には指定されていない。

しかし、既に広範囲に広がっている可能性が

あるため早急に調査と駆除対策が必要だ。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





0 件のコメント: