令和の米騒動の最中に、岡山県内で1月に
河川敷で[地球上最悪の侵略的植物]とも呼ばれて
いる特定外来生物の水草[ナガエツルノゲイ
トウ]が見付かって以降、現在では全国30
都府県で繁殖が確認されている。
ナガエツルノゲイトウは、ナデシコ目ヒユ科に
分類される南米原産の多年草で、観賞用に
国内に持ち込まれた。
水陸両生で畦畔や畑地にも侵入し、繁殖力が
非常に強く、数センチの茎や根の断片から
発根して繁殖する。
茎はちぎれ易くて水に浮き、断片が水路や
河川などを介して拡散し、水田内にも侵入し
イネの成長を阻害する。
水田や畑で繁殖すると、作物や農機具に
絡みついて倒伏させたり、機械の作業効率を
低下させて、コメの収量にも影響を及ぼす。
繁殖力や再生力の強いナガエツルノゲイトウの
侵入を防ぐ有効手段はほぼなく、駆除には
粘り強い対応が必要となる厄介者。
厄介な外来種の植物では、北海道大学構内で
国内未確認の毒性植物[バイカルハナウド]が
見つかったと報告された。
環境省などの説明では[バイカルハナウド]は
西アジアが原産のセリ科の植物で、葉や茎
などから出る液体が皮膚についた状態で
紫外線に当ると激しい炎症などを引き起こす。
これまで国内では確認されていなかったこと
などから、公的な駆除の対象となる環境省の
[特定外来生物]には指定されていない。
しかし、既に広範囲に広がっている可能性が
あるため早急に調査と駆除対策が必要だ。
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