7月4日に、米テキサス州カー郡で発生した
大規模洪水から1週間後で、死者数が120名、
行方不明者が160人と発表されている。
被災地では、2000人を超える人員が投入され、
捜査が続けられているが、捜査地域が広範囲に
及び、堆積した瓦礫や流木などで捜査は難航。
現地では、米国連邦緊急事態管理庁(FEMA)の
対応の遅れだとする批判も上がっている。
トランプ政権によるFEMAの組織縮小と予算
削減が、緊急時の対応力の低下を招いたとの
指摘も相次ぐ。
トランプ政権下で正規職員が3分の1に
削減され、経験豊富な管理職の多くが組織を
離れたことも要因とする報道もある。
FEMAを監督する国土安全保障省の長官は、
約1500万円以上の外部契約については、
長官の承認が必要とする新たな規定を設けた。
今回の洪水発生後、FEMAは緊急人員と機材を
現地に投入するために長官の承認を得る必要が
あったが、承認は事故発生から72時間後だった。
FEMAは、1979年に設立された組織で、災害
発生時には地域当局の要請に応じて連邦
レベルでの救助・支援・復旧活動を行っている。
被災地一帯には、数多くのキャンプ場などの
施設が存在するが、緊急時に警報などを
伝える初歩的な伝達網が存在しなかったか
機能しなかったことが大きな問題だろう。
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