7月4日の未明に、米テキサス州のカー郡一帯で
豪雨による大規模な洪水が発生した。
2時間ほどの間に、河川が急速に増水し、
水位は9mにも達したとされる。
カー郡に存在する急勾配な丘陵地帯では、
複数の川が縫うように流れている河川流域
一帯で大規模な被害が発生した。
グアダルーペ川周辺にはキャンプ場が18ほど存在。
このうちの少なくとも12ヶ所が被害を被った。
犠牲者が最も多いカー郡の中では、カービルや
ハントといった川沿いの町を中心に数十キロに
わたって被害が発生した。
8日に州知事が明らかにした報告では、
死者数が173人とされており、160人以上の
安否が確認できていないとされる。
全米の国立気象局を管轄する米海洋大気局の
データベースによると、カー郡内では過去
30年間で洪水が100件ほど発生している。
豪雨があれば、瞬時に河川が増水し、洪水と
なる地帯であることが判る。
被害は、特にカー郡に集中しており、郡内の
女子キャンプ場に増水した川から溢れ出た
水が押し寄せたため、子供28人を含多数の
犠牲者が出たとされる。
何故このような大規模な災害になったのか?
カー郡の行政責任者は、これほど深刻な洪水が
起きるとは、予想外だったとする。
各地の気象予報事務所(WFO)は、嵐発生に
向けて適切なタイミングで予報や警報を
出していたとする。
だが、適切な洪水警報が出されていたのか、
またなぜ事前に避難が行われなかったのか、
などと疑問の声が上がっている。
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