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2025年7月28日月曜日

テキサス洪水 人為的な気候変動が要因

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
薔  薇



7月に米テキサス州で発生した大規模洪水を

巡り、フランスの国立科学研究センター

などのグループは、人為的な気候変動が

降雨量に影響して被害を広げた要因になったと

する分析結果を公表した。

今回の大雨は気候の自然的な現象だけでは

説明ができないとし、温暖化によって1日で

最大7%の降水量が増えていたのが要因と指摘。

研究センターでは、人為的な温暖化ガスの

排出に伴う温暖化の被害への影響を調べる

ために、気候変動の影響が比較的少ない

1950〜86年と、87〜2023年までの直近の

テキサス州の気象条件について分析をした。

その結果、温暖化の進行によって、現在は

過去に比べて気温は1.5度上昇し、降水量が

1日で最大2ミリメートル増えたと分析した。

気温の上昇は、空気が保持できる水蒸気の

量を増やして降水量を増やす要因になる。

平均気温の上昇という人為的な気候変動が

洪水の主な要因の一つだと指摘。

また、今回の洪水では、洪水に関する警報や

避難を呼びかける警戒態勢が十分だったかに

対しても疑問を投げかけている。

土地利用の変化や都市化、警報システムの

不備なども被害の拡大につながった恐れが

あるとする指摘も。

今回の災害をきっかけに、米国連邦緊急事態

管理庁(FEMA)の災害対応体制の実効性と、

その役割の見直しが再び注目されている。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





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