日本国内では、西日本が記録的な早い梅雨
明けと連日の猛暑が続きで苦しめられているが、
米国では猛暑では済まない熱波に襲われている。
アメリカ国立気象局(NWS)は、6月25日までに
複数の猛暑警報および注意報を発令しており、
この危険な暑さは暫く続くとする。
気象当局は、今回の熱波による影響は米国内
1億6000万人に及んでいるとし警戒を呼掛け。
ニューヨーク州では24日、最高気温が39℃
近くまで上昇、都市部では体感温度が43℃に
達したほか、ボストン、フィラデルフィア、
ピッツバーグなどでは気温が38℃を超え、
場所によっては48℃に達したという。
暑さで有名なユタ州ソルトレイクシティでは
6月中旬に、今夏初となる42℃を記録。
この熱波は、[ヒートドーム現象]と呼ばれ、
広範囲にわたる高気圧が地表付近の熱気を
閉じ込め、長期間にわたって猛暑を引き
起こす気象現象。
地表を覆う高気圧が、鍋の蓋のように機能し、
熱を閉じ込めることで、雲の発生、冷たい
空気や降雨による自然な循環を妨げて気温が
上昇したままとなり、夜間も殆ど気温が
下がらないため、病のある人や高齢者には
危険な暑さとなる。
ヒートドームの形成には、上空を流れる
ジェット気流が重要な役割を果たすとされ、
ジェット気流が急激に変化することで、
高気圧帯が特定の地域に数日から数週間
停滞する現象発生に繋がる。
日本の猛暑では、日本列島上空に張り出して
来た湿度の多い暖かい空気の上に、大陸から
張出して来たチベット高気圧が覆い被さって、
布団を重ねたようになって暑さが倍加する。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
0 件のコメント:
コメントを投稿