黄色いアステイルベの花 油絵 10号
随分と前のことになるのですが、多分、学生時代
だっとようにも思える頃に、初めて風鐸の音色を
聞いたことがありました。
夕暮れ近くで、門が閉まる前の遅い時間に
法隆寺に行ったことがありました。
指針や絵画で描かれている金堂や五重塔の、
風鐸は、知っていても、単なる飾りぐらいにしか
思っていませんでした。
その時に、風に吹かれて鳴る風鐸の音色を初めて
聞いた記憶があり、風鐸の名前と役目を知った
記憶があります。
先日、夕暮れ近い時間帯に散歩に出て、
お堂の近くを通りかかった時、激しい風に吹かれて
風鐸が鳴っているのに出くわしました。
屋根の久の端の、2~3箇所でガランガラン
となる音を聞いて、風流というより、騒音に近い
音だなと思いました。
初めて聞いた時の印象が強かったためか、法隆寺
で聞いた音色はもっと、澄んだ音であったように
思って、しばらく、風にあおられる風鐸を見ていました。
古代の銅鐸は、青銅が主成分であるために、
楽器としての要素を備えていましたが、この風鐸
も青銅製にすれば、もっと楽しませてくれるのにと
思ったものです。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
安全と安心の非常持出袋の準備は?
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