平山郁夫 楼蘭の月 油絵 10号
西ノ京は、花盛りで多くの観光客で賑わっています。
特に、薬師寺では「花会式」が5日まで行われて
いたので、多くの参拝客もあり、大賑わいです。
東大寺のお水取りと同じ、「修二会」なのですが
薬師寺では、旧暦で行われていて、10種類の
造花が飾られて華やかな法要になっています。
昔から、周辺の農家などで、この「花会式」に備えて
造花が、伝統的な手法で作られてきました。
薬師寺は、檀家は持っていませんが、周辺の
住民との強いつながりで結ばれてきたのです。
薬師寺のご本尊は、薬師三尊で有名な、薬師如来
と日光菩薩、月光菩薩です。
お寺の参拝者への解説で、人気がある件(くだり)は
薬師如来は、衆生の病を治す医者であり、日光菩薩
は日勤の看護婦役、月光菩薩は夜勤の看護婦役
を努めているということです。
とすれば、いま、薬師三尊は揃って、東京へ往診に
出かけてしまって、留守になっています。
同時に、東京国立博物館で公開されている国宝、
吉祥天女像は、日本最古の仏教絵画に属します。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
安全と安心の非常持出袋の準備は?
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