平山郁夫 流沙浄土辺 油絵 10号
春の嵐が通り過ぎて、街の中の桜は、多くの花を
もぎ取られ、路端の溝はピンクの花びらが無残にも
積もっていました。
しかし、少し山手の公園では、幸いにも満開前だった
のでしょうか、まるで、風に対する備えが出来ていた
かのように、おおきな被害は無かったようです。
温度差が幸いして、満開前で花びらもしっかりと
茎についていたのでしょう。
朝、山へ登る途中、例年、2~3種の桜が咲く場所
へ足を延ばして見に行くと、今年は、全てが一度に、
花を開いていて、ソメイヨシノからヤマザクラ更に
早くも九重桜も加わって、見事な花模様でした。
2~3枚写真を撮って、帰りにゆっくり眺めることに
して、先を急ぎました。
4時間ほど後の午後、再び戻ってきて驚きました。
何と、写真を撮る人だけでも30人以上も集まってきて
いて、写生する人や水彩画の絵画組みも20人余り
が加わり、何事かと思うほどの人だかりでした。
明日にでも出直すことにして、あきらめて帰りました。
来ようと思えば来れる幸せに感謝して、他の場所へ
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