窓からウグイスの声が聞こえてきます。
鳴き声は未だ、70~80パーセントの出来で、「ホー」
から最後の「ケキョ」まで通して、抑揚をつけて歌い切れ
ていないので、聞いている方も、調子が合わず、気持
ちが落着きません。
真ん中の「ホケ」の部分で終わったり、またあるときは
この「ホケ」から始まったりで、それも、抑揚がその度
に異なっていたりと、歌謡のレッスンの真っ最中です、
という状態です。
音楽教室のレッスン場の雰囲気というところです。
今年、ウグイスの初音を聞いたのは、2月中旬、山里
の梅林でした。
ウメは、2~3分咲きで期待はずれでしたが、谷の
向うから、断片的な歌声を聞いた時には、下手な
鳴き声ながら、「春告げ鳥」だなと思ったものです。
その時からすれば、2ヵ月半も経っているのに、我が家
の近くを縄張りにしようとしているウグイスは、伴侶を
迎える備えも不十分で、彼女が来てくれるのかな
などと余計な心配をしています。
散歩の途中で聞こえる鳴き声は、綺麗に鳴き通して
いて、お互いに歌を競っていましたが、それを考えると
少し、この地の若様はのんびり過ぎると思うのですが。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
安全と安心の非常持出袋の準備は?
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