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2010年2月2日火曜日

偽札にご用心

花瓶の12輪のひまわり  油絵  10号



1月下旬に仙台市内や青森市内など、東北地方の都市で

ニセ1万円札が相次いで見つかっており、1月末時点で

仙台市内で20枚を始め青森県内でも15枚などと東北

各県で集中的に使われています。

紙の質が悪い上に同一番号であり、また同一犯が使用

していると推定されているために、これ以上の大きな被害の

拡大にはつながらないと推定されています。

しかし、各商店街などでは被害防止に備えて各所で

対策の検討会や勉強会が開かれています。

同じ、偽札でも北朝鮮製の「国営ニセ製造工場」による

スーパーノートと呼ばれるニセ百ドル札は、余程の

鑑識眼を備えていない限り見破られないといわれますから

厄介なことこの上なしです。

最近では日本の1万円札も製造対象に入っていて、精巧な

仕上がりを備えた偽札が東南アジアで発見されていると

言われています。

中国では偽札製造のスケールが桁違いで、昨年一年間

だけで、08年度の3倍にもなる11億6500万元(約

152億円)の偽札が押収されています。

逮捕された容疑者だけでも6000人近くにもなり、国内の

各地、各所で偽札が堂々と製造されているといわれますから

驚く限りです。

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