渋滞によるロスは幾らになる？

一條の滝　　油絵　　１０号






年末年始に高速道路などの大渋滞に巻き込まれて

非常な苦痛を強いられた人も少なくなかったことでしょう。

渋滞に備えた準備もなしに、思わぬ積雪や凍結で通行

止めになり、閉じ込めに合った人のぼやきもありました。

長い渋滞では４０Ｋｍや５０Ｋｍとのニュースもありましたが

５０Ｋｍの渋滞ではどれくらいのロスが生じるのでしょうか。

１台の前後のスペースが１０ｍとすると５０Ｋｍでは

５０００台が列を作り、２車線では１万台の車が路線上を

埋めていることになります。

この渋滞を抜けるには最低３時間は掛かるでしょうから

寒さに備えて暖房のアイドリングをしていると、１時間に

１Ｌ（リットル）のガソリンを消費するとして、１台当り３Ｌ
、
１万台で３万リットル、３０ＫＬにもなります。

ガソリン代が１２０円/Ｌだとしたら３６０万円ロス。

１台に大人が２人乗っているとして、時間ロスは２人　Ｘ

１万台Ｘ３時間で、総延べ時間で６万時間のロス。

時給７００円のパート仕事をしていれば４２００万円のロス。

ガソリン代と共で、４５６０万円のロスとなりました。

このような大渋滞が、何時間も続き、全国各所で何箇所も

発生しているので、総延べではどれくらいになるのでしょうか。

もし、車が全て営業車であればどれくらいの金額になるのか。

国交省だけではなく、高速道路の通行料が無料に備えて

もっと詳細に調べられているでしょうが、無料化の渋滞で

発生するロス金額は、年間では１０００億単位にもなりそうです。

「備えよ常に！　備えあれば憂いなし」ですね。
　
　健康と安心のメタボへの備えは？







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