東尋坊 油絵 10号
ウメ花の名所が賑わうシーズンになり、観梅の名所へ
繰り出す人出に備えて臨時バスも運転されています。
臨時バスにつられていってみたら、蕾がほころぶ程度で
がっかりしたこともありました。
最近は、当日の開花状況や観梅のポイントを発信する
機能を備えているところも出てきていますが、時間と費用を
かけて来てもらう以上は、最低限の必要なサービスでしょう。
元々は、梅林は梅の実を収穫するのが目的で始められた
のですから、お土産といえば当然、梅干が主流になります。
なって来ていて、塩分をほとんど感じさせないものもあります。
探訪番組で、江戸時代に始まる梅林の昔の味の梅干を
口にして辛さに飛び上がっていましたが、保存が目的で
あった時代の梅干は、塩分が25%程度は普通でした。
健康のための塩分摂取量は1日当り10g程度ですから
塩分濃度が20%を越えるような辛い、大粒の梅干なら
2~3粒も食べれば、塩分摂りすぎ防止に備えて、他の
料理は塩分抜きで済まさねばならなくなってしまいます。
我国では、年間12万トンを超える梅干が収穫されて
いる梅の実の消費国です。
一人当たりにすれば、約1Kgも梅干を消費しているのです。
サクランボよりもはるかに、ウメは親近性を備えているの
ですから、サクラではなくて、ウメの花を国花にしては?
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