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2011年11月30日水曜日

ロタウィルスのワクチン

冠雪の富士山  油絵  







日本小児科学会の報告では、毎年国内で80

万人以上の患者が発生し、少なくとも10人ほどの

乳幼児が犠牲になっているのが、強い毒性を

備えたロタウィルスによる胃腸炎。

このロタウィルスは冬場に流行期を迎えるノロ

ウィルスによる胃腸炎よりも毒性が強く、しかも、

生後12ヶ月から24ヶ月の赤ちゃんに入院が

必要となる重症者が集中している。

ノロウィルスと同様にロタウィルスも経口感染

するため、赤ちゃんが手に触れて、口に入れる

ものを常に清潔に保つ備えが肝要。

全世界では、ロタウィルス胃腸炎による死者数は

年間61万人に達していると推計されている。

欧米を始め世界の120カ国で、ワクチンによる

予防接種が普及しており無料接種の国が一般的。

やっと、日本でも厚生労働省からワクチンに対する

認可が下りた段階で、11月21日からワクチン

接種が始まったが、費用が3万円ほど掛る。

医療制度の後進性が叫ばれているが、ワクチンに

関する限りは後進国そのものだ。

 
 健康と安心のメタボへの備えは?






















2011年11月29日火曜日

肉食系はガンになり易い


晩秋の富士山  油絵






毎日100g以上の肉を食べる男性、80g以上の

女性は、およそ1/3程度以下しか肉を食べない

人に比べて、1.4~1.5倍程度、ガンになる

リスクを備えていることが判った。

元来は菜食が中心の食生活だった日本人が

戦後、肉食が増えると共に、結腸ガンや大腸

ガンになる人が増え続けて来た。

国立がん研究センターが、2006年までの10

年余り、約8万人の人の食生活のの追跡調査の

結果、肉を多く食べる人は、少ない人に比べて

1.5倍近いリスクがあることが突き止められた。

調査対象者の内、ガンになった1145人を調べた

結果から、肉を多く食べるとガンを発症する

比率が高まることが判ったもの。

肉と野菜のバランスを備えた食事が肝要だ。

 
 健康と安心のメタボへの備えは?





















2011年11月28日月曜日

豚インフルエンザが発生

赤富士  油絵








11月25日、米疾病対策センター(CDC)は、

アイオワ州で3人の子供が新型の豚インフル

エンザに感染したと発表した。

ウィルスはH3N2型で、2009年の新型インフル

エンザの遺伝子H1N1型の一部も備えていた。

3人の子供は、豚と直接触れるた証拠がなく

他の人から感染した、ヒトからヒトの感染によると

判断されている。

幸いに、現在は他の人への感染が見られない

ので安心だが、強い感染力を備えていれば

2009年の再現となる可能性が大きかった。

この時は3月頃にテキサス州などで確認されて

いた豚インフルエンザが、4月24日にCDCが

確認発表する間もなく、パンデミックに対する

対策がWHOから発表される素早さでした。

調査で、既にこの時点でメキシコでは68人の

死亡が確認され、27日にパンデミックフェーズ

4に、29日にはフェーズ5に引上げられてる。

今回の豚インフルエンザの感染が拡大して

いないことを願うばかりだ。

 
 健康と安心のメタボへの備えは?






















2011年11月26日土曜日

最も古い日本人の遺骨

流沙浄土辺  油絵







日本人はどこから来たのか、私たちの祖先の

出身地はどこなのか、は知りたいことの一つだ。

そのルーツを求めて、多くの人類学者が研究を

続けているが、確実な証拠となるのが遺骨だ。

遺骨が備えている外観形状だけでなく、今では

DNAやY染色体などが重要なカギとなる。

5万年ほど前にアフリカを出発した現代人の

祖先が全世界に散らばって行った。

3万年ほど前に、現在の日本人の特徴を備え

縄文人の祖先たちが列島にやって来た。

北からは、北東アジアから北海道方面へ、南

からは、朝鮮半島を経て北部九州へ。

そしてもう一つのグループは大陸の揚子江河口

付近から南西九州へと渡来して来た。

石垣島の空港建設予定地の造成工事中に

発見された白保竿根田原洞穴遺跡では、最近

までに300点を超える遺骨が見つかっている。

これらの遺骨の中から、最近2万4千年前の

肋骨が見つかっている。

日本人最古となる古さを備えた遺骨だと言う。

大陸から渡って来た祖先に当ると考えられ、

祖先たちの生活を知る情報を提供してくれそうだ。

 
 健康と安心のメタボへの備えは?





















2011年11月24日木曜日

必要な節電量は5%だけ

ブダガヤの大塔  油絵







日本人はどこから来たのか、私たちの祖先の

出身地はどこなのか、は知りたいことの一つだ。

そのルーツを求めて、多くの人類学者が研究を

続けているが、確実な証拠となるのが遺骨だ。

遺骨が備えている外観形状だけでなく、今では

DNAやY染色体などが重要なカギとなる。

5万年ほど前にアフリカを出発した現代人の

祖先が全世界に散らばって行った。

3万年ほど前に、現在の日本人の特徴を備え

縄文人の祖先たちが列島にやって来た。

北からは、北東アジアから北海道方面へ、南

からは、朝鮮半島を経て北部九州へ。

そしてもう一つのグループは大陸の揚子江河口

付近から南西九州へと渡来して来た。

石垣島の空港建設予定地の造成工事中に

発見された白保竿根田原洞穴遺跡では、最近

までに300点を超える遺骨が見つかっている。

これらの遺骨の中から、最近2万4千年前の

肋骨が見つかっている。

日本人最古となる古さを備えた遺骨だと言う。

大陸から渡って来た祖先に当ると考えられ、

祖先たちの生活を知る情報を提供してくれそうだ。

 
 健康と安心のメタボへの備えは?





















2011年11月23日水曜日

見つかるか? 雪男の探索が始まる

花瓶と12輪のひまわり  油絵






50=60年ほど前、ヒマラヤ山麓には未知の

人類?原人?が住んでいるとの噂で世界中の

関心を集めた時期があった。

「イエティ」(雪男)と呼ばれる生物は、我々に

近い様相を備えていて、2足歩行で全身が厚い

毛に覆われ、雪の中を歩く姿を見掛けたとか、

足跡の発見などの報道に人々の熱気が沸いた。

丁度日本のツチノコ騒動の時のようなものだった。

1960年に、著名な探検家のエドモンド・ヒラリーらに

よって探索が行われ、種々の事象や痕跡の

組合わせて想像された生物像との結論になった。

だが、今、度は違うと話題になっているのが

西シベリアのケメロボ州で、やはり厚い毛に

覆われた2足歩行の生物を見たと言う情報が

漁師などから多く寄せられて、本格的な探索に

備えた国際的な会議まで開かれた。

身長2mほどの大型の未知の「人」の姿を捉える

ために監視カメラ設置などの態勢を備え

夢とロマンを追い求めることに。

不信と欺瞞に満ちた不景気な時代だから、

もっと派手にPRしても良いと思うのだが。

 
 健康と安心のメタボへの備えは?






















2011年11月22日火曜日

いよいよ冬、節電の季節

初秋の富士山  油絵








暖冬気味とは言え、11月20日頃ともなると

北国では雪が降り出し、南でも寒気の洗礼。

冬場の電力不足に備えた節電要請の声も

ボルテージが上がり出した。

関西電力管内では、稼働中の4原発が順次、

定期検査で停止し、来年2月には全基ストップ。

関電による今冬の需給見通しでは、2月の第4

第5週に電力需要予測量2559万Kwに対して

供給電力量は2343万Kwで8.4%不足。

3月第1週、第2週では、2459万Kwに対して

2243万Kwで8.8%の不足。

このため、12月19日から来年3月23日までの

間の平日の9時から21時まで10%の節電要請。

夏場の節電実績が4%だった家庭部門での

節電がカギを握りそうだ。

特に夕刻からの18時から21時にかけての

3時間がピークなので夕飯時間帯がポイント。

節電に備えた個別対応では、エアコンの電力

使用量が30%と断トツ。

次いで照明の13%、冷蔵庫の11%と続く。

暖房源がエアコン以外の家庭では、照明が19%、

冷蔵庫の16%、テレビの9%となっている。

 
 健康と安心のメタボへの備えは?





















2011年11月21日月曜日

アメリカでメロンによる食中毒事件

満月にふくろう  油絵






味覚を楽しむ秋になったが、秋に発生する食中毒

事件と言えばかまってキノコだ。

例年中毒事件を引起すのが、シメジと同じような

姿・形を備えている「クサウラベニタケ」だ。

また、今年は手に触れるだけで炎症を引起す

強烈な毒性を備えた「カエンタケ」の出現が

話題になっている。

真っ赤な毒々しい色で、手指や炎のような形状を

備えていて、見た目にも恐ろしそうな怪物だ。

アメリカでは、果物の王様のメロンによる食中毒が

発生して、死者まで出ている。

西部の農場から出荷されたメロンに、食中毒を

引起す「リステリア」という細菌が付着していた

のが原因だと判明。

この「リステリア」という細菌は自然界に広く存在し

土壌の中にも多くいるらしい。

アメリカ疾病対策センターによれば9月中旬現在

国内18州に広がり、既に13人が死亡している。

日本には、この農場からのメロンは輸入されて

いないので安心だとされているが、まさかメロンで

食中毒とは驚きだ。

 
 健康と安心のメタボへの備えは?





















2011年11月18日金曜日

メキシコ 「太りすぎ」で1位

カンバスと静物  油絵






肥満であるか、肥満でないかの判定基準として

欧米ではMBI(Body Mass Index)が用いられる。

体重(kg)を身長(cm)の2乗で割った数値。

欧米では、この数値が30以上が肥満、25から

30未満が太り過ぎとなる。

経済協力開発機構(OECD)がまとめた最近の

統計では、世界で最も肥満の人(BMI30以上)が

多いのはアメリカで34%を超え、太り過ぎの人

(BMI25以上)の人を加えた肥満人口は、総

人口の2/3余りとなる多さだ。

だが、報告ではメキシコが、アメリカを抜いて

世界一の肥満大国になったと言う。

近年の中国の肥満者の増加にみられる食事の

西洋化や飽食によるものではなく、アメリカと

同様に貧困率の上昇と言う深刻さを備えている。

日常の食生活を脂肪分の多いスナックやハン

バーカーなどで済まさざるを得ない貧困化が

非常に大きな要因だと指摘されている。

メキシコでも、脂肪分の多い総菜を添えたタコスを

安直に外食で食べる傾向が一般化している

ことも要因だといる。

更に懸念されるのは、小学児童の肥満率が

30%を超えていることで、これは治安悪化で

子供が外で遊べなくなったことも原因だと言う。

放射線に.怯える日本でも無視できない問題だ。

 
 健康と安心のメタボへの備えは?





















2011年11月17日木曜日

石鹸によるアレルギー症状

楼蘭の月  油絵








人間は自分の体に対して、外部からの様々な

異物に対して反応し、危害を防ごうとする機能を

備えており、免疫反応と呼ばれている。

ただ困ったことに、異物に対して過剰に免疫

反応を起こしてしまうのを、これをアレルギー

反応と呼んでいる。

例年患者が多発するスギやヒノキ花粉に対する

花粉症もアレルギー症状だ。

最近、大きな話題になっているのが石鹸による

小麦アレルギー発症者の多発。

石鹸の泡立ちを良くするために、小麦を加水

分解した成分を用いているために、小麦成分に

対してアレルギー体質を備えている人が使用

すると、顔や全身にかゆみが出たり腫れが

出たりし、時には呼吸が困難になるほどの重篤

症状にまで陥ってしまう。

問題になっている石鹸は、延べで約467万人に

販売され、1000人ほどの人に発症者が出た。

9月になって、厚生省労働省が「 小麦由来

成分を配合する医薬部外品及び化粧品への

成分表示について」とする通達を出した後も

発症者が続いている。

 
 健康と安心のメタボへの備えは?





















2011年11月16日水曜日

今年の冬は暖かい?

14輪のひまわり  油絵








気象庁が発表している今年の冬の長期予報では

11月から来年2月にかけては、東北地方と

北海道は例年より暖冬傾向を備えている。

また、信越、関東地方から南部は平年並みに。

大震災の後だけに、被災地にとっては温かい

冬は日常生活にとっては大歓迎だ。

暑いときは暑く、寒い時には寒くないと生活の

リズムだけでなく、長年の経験で備えられた

経済活動が歪になると国にとっても大変だ。

ただ、これからの冬場にとって例年よりも寒く

成ることだけは、電力供給がおぼつかない

時期だけに願い下げというところ。

11月14日に今冬一番の冷気を備えた寒気団が

南下して、札幌で初雪が降った。

今頃に、と思はせるほど例年より遅い初雪だ。

昨年よりも19日も遅く、平年に比べても17日

遅い初雪だと言う。

天災と人災に泣く日本人への天からの温情だ。

 
 健康と安心のメタボへの備えは?
























2011年11月15日火曜日

RSウイルス感染症が広がる

鏡に向かう少女  油絵







国立感染症研究所は10月に入ってRSウイルス

感染症が勢いを増していると注意を促している。

例年、秋の深まりと共に患者が増えるが今年は

平成15年に調査を始めてから最高数だと言う。

患者数の70%以上が1歳以下の乳幼児である

ため、赤ちゃんがいる家庭では特に備えが必要。

年齢を問わず感染するが、大人の場合は軽い

鼻風邪程度で済んでしまうが、ただ、一度罹れば

後は大丈夫とは行かず、何度も感染を繰返す

特殊性を備えているから油断がならない。

通常、新生児は生後6カ月程度は母親から

受け継いだ免疫性の働きで、はしかや風疹に

対して抵抗性を備えているが、このRSウイルス

感染症に対しては無力だという。

1歳未満の乳児が、RSウイルスに感染症すると

死亡率が10万人当たりでインフルエンザ

2倍を超える高さを備えているから要注意だ。

予防には、何より外から持ち込まないことと

インフルエンザ同様の徹底したうがいと手洗いだ。


 
 健康と安心のメタボへの備えは?





















2011年11月14日月曜日

ガンの半分は予防できる

フェンカ  油絵







国立がん研究センターのグループの研究で、

日本人のガンの半分は予防が可能だと判った。

ガンと診断された人が、ガンとなった原因の

分類やウィルス感染者数の照合などから日本人

全体のがんの原因を推計。

結果は、男性の場合は、喫煙で29.7%、肝炎

ウイルスやピロリ菌などの感染で22.8%。

飲酒で9%と続く。

女性の場合は、感染で17.5%、次いで喫煙の

5%、飲酒で2.5%と続いた。

これらの原因は、日常生活での生活習慣

見直しや改善で取り除くことが可能だ。

日ごろの生活でガンに備える意識を持つことが

決め手と言うこと。

また、成人病への入り口とされる肥満とガンとの

関係では、肥満がガンの原因となるケースは

男性で0.8%、女性で1.6%程度の止まる。

この数字は、アメリカ人と比較すると1/3程度だ。

 
 健康と安心のメタボへの備えは?





















2011年11月12日土曜日

関電管内の来夏 電力不足25%に?

玉葱と書物のある静物  油絵





関電が保有する11基の原発全てが運転停止に

追い込まれる来年1月からの電力需給で12%の

供給不足に備えた節電要請は結局10%に。

だが、予測されていたように来夏は、とてもこんな

生易しいことでは収まらない。

公表された需給内容は、火力で70万Kw余の増が

確保されたが、一方で翌日の発電に備えるための

揚水発電用の夜間揚水が原発の停止で大きく

削がれて、208万Kwの減少となっている。

トータルで供給能力量の上限が2353万Kwと

なり、09年の夏のピーク3138万Kwに対して

25%の不足、また今年の2784万Kwに対して

15%の不足なると発表された。

来夏は要請では済まず、25%節電が至上命令?

電力需給のトータルバランス実現に備えた節電

ではなく、問題は需要ピーク時の使用カットに

目を向けた指導が必要だ。

供給能力量に対し需要量が下まわる時間帯は

節電の必要はなく、平常通りで問題はない。

平常通りの使用で供給量を超す時に、使用量を

カット・節電する方策、システムの確立が肝要だ。

 
 健康と安心のメタボへの備えは?






















2011年11月11日金曜日

気紛れ気候に振り回される

舞台の踊り子  油絵






タイではダイポールモード現象にラニーニャ

現象が重なって記録的な大洪水に見舞われ、

夏だと言うのに中国では雪に見舞われ、更に

10月末にはアメリカ東部も積雪70cmにも

達する大雪が降った。

日本の秋から冬の天気予報も概ね平年並みと

不安がない天候が続きそうで安心。

だが、日々の天気ではやはり不安定さを備え

異常さが目立ってきているようだ。

11月8日には立冬を迎える。

だが、山の紅葉は未だハシリ程度の色付き具合。

11月に入ってからも夏日を記録する異変が続き

2度目の夏日を記録した4日には、全国の76

地点で11月度の最高気温を記録。

東京でも気温が上がりTシャツの夏姿も。

この日、朝のNHKの天気予報では、毛付きの

コートを着てロングブーツ姿で予報をやっていた。

園児向けのつまらぬパフォーマンスで恥をかく

のもほどほどに。 既に2度目のことだ。

気紛れさを備えた天気相手で老齢者や乳幼児は

体調の調整が難しく、流行しているマイコプラ

ズマ肺炎に備えた注意も欠かせない。

 
 健康と安心のメタボへの備えは?