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2011年11月15日火曜日

RSウイルス感染症が広がる

鏡に向かう少女  油絵







国立感染症研究所は10月に入ってRSウイルス

感染症が勢いを増していると注意を促している。

例年、秋の深まりと共に患者が増えるが今年は

平成15年に調査を始めてから最高数だと言う。

患者数の70%以上が1歳以下の乳幼児である

ため、赤ちゃんがいる家庭では特に備えが必要。

年齢を問わず感染するが、大人の場合は軽い

鼻風邪程度で済んでしまうが、ただ、一度罹れば

後は大丈夫とは行かず、何度も感染を繰返す

特殊性を備えているから油断がならない。

通常、新生児は生後6カ月程度は母親から

受け継いだ免疫性の働きで、はしかや風疹に

対して抵抗性を備えているが、このRSウイルス

感染症に対しては無力だという。

1歳未満の乳児が、RSウイルスに感染症すると

死亡率が10万人当たりでインフルエンザ

2倍を超える高さを備えているから要注意だ。

予防には、何より外から持ち込まないことと

インフルエンザ同様の徹底したうがいと手洗いだ。


 
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