鏡に向かう少女 油絵
国立感染症研究所は10月に入ってRSウイルス
感染症が勢いを増していると注意を促している。
例年、秋の深まりと共に患者が増えるが今年は
平成15年に調査を始めてから最高数だと言う。
患者数の70%以上が1歳以下の乳幼児である
ため、赤ちゃんがいる家庭では特に備えが必要。
年齢を問わず感染するが、大人の場合は軽い
鼻風邪程度で済んでしまうが、ただ、一度罹れば
後は大丈夫とは行かず、何度も感染を繰返す
特殊性を備えているから油断がならない。
通常、新生児は生後6カ月程度は母親から
受け継いだ免疫性の働きで、はしかや風疹に
対して抵抗性を備えているが、このRSウイルス
感染症に対しては無力だという。
1歳未満の乳児が、RSウイルスに感染症すると
死亡率が10万人当たりでインフルエンザの
2倍を超える高さを備えているから要注意だ。
予防には、何より外から持ち込まないことと
インフルエンザ同様の徹底したうがいと手洗いだ。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
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