東尋坊 油絵
世界の医薬品市場は利用者である人口に比例
するとは現状では言えず、日本は世界の2位。
大人口を抱える中国は生活水準の向上とともに、
医薬品の利用も増えて来ており、順位は毎年
上がり続けている。
2011年には、ドイツ、フランスを抜いて3位に
浮上するそうだ。
人口比で日本の2位の位置は、医者へ行けば
処方される薬の多さで納得。
これも医療制度改革の流れの中で削減傾向に。
少子化、人口減少傾向が続く中、多くの医薬品
メーカーがひしめく日本では生き残りに備えた
激しい合従連衡が続く。
現業の会社の社名を見ても、連名の重ね合せに
なっているのが多く競争の激しさを示している。
昔は乳幼児対象の薬が多かったが、人口比重が
高齢者に傾くに従い、医薬品開発対象も変化し
最近は、認知症の治療薬が焦点に。
アルツハイマー病により認知症になった患者が
現在200万人いるとされるが、治療薬としては
1種類しか存在しなかった。
今年になって一気に3種類もの治療薬が市場に
供給されて、高齢者市場での商戦が広がる。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
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