玉葱と書物のある静物 油絵
関電が保有する11基の原発全てが運転停止に
追い込まれる来年1月からの電力需給で12%の
供給不足に備えた節電要請は結局10%に。
だが、予測されていたように来夏は、とてもこんな
生易しいことでは収まらない。
公表された需給内容は、火力で70万Kw余の増が
確保されたが、一方で翌日の発電に備えるための
揚水発電用の夜間揚水が原発の停止で大きく
削がれて、208万Kwの減少となっている。
トータルで供給能力量の上限が2353万Kwと
なり、09年の夏のピーク3138万Kwに対して
25%の不足、また今年の2784万Kwに対して
15%の不足なると発表された。
来夏は要請では済まず、25%節電が至上命令?
電力需給のトータルバランス実現に備えた節電
ではなく、問題は需要ピーク時の使用カットに
目を向けた指導が必要だ。
供給能力量に対し需要量が下まわる時間帯は
節電の必要はなく、平常通りで問題はない。
平常通りの使用で供給量を超す時に、使用量を
カット・節電する方策、システムの確立が肝要だ。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
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