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2011年11月18日金曜日

メキシコ 「太りすぎ」で1位

カンバスと静物  油絵






肥満であるか、肥満でないかの判定基準として

欧米ではMBI(Body Mass Index)が用いられる。

体重(kg)を身長(cm)の2乗で割った数値。

欧米では、この数値が30以上が肥満、25から

30未満が太り過ぎとなる。

経済協力開発機構(OECD)がまとめた最近の

統計では、世界で最も肥満の人(BMI30以上)が

多いのはアメリカで34%を超え、太り過ぎの人

(BMI25以上)の人を加えた肥満人口は、総

人口の2/3余りとなる多さだ。

だが、報告ではメキシコが、アメリカを抜いて

世界一の肥満大国になったと言う。

近年の中国の肥満者の増加にみられる食事の

西洋化や飽食によるものではなく、アメリカと

同様に貧困率の上昇と言う深刻さを備えている。

日常の食生活を脂肪分の多いスナックやハン

バーカーなどで済まさざるを得ない貧困化が

非常に大きな要因だと指摘されている。

メキシコでも、脂肪分の多い総菜を添えたタコスを

安直に外食で食べる傾向が一般化している

ことも要因だといる。

更に懸念されるのは、小学児童の肥満率が

30%を超えていることで、これは治安悪化で

子供が外で遊べなくなったことも原因だと言う。

放射線に.怯える日本でも無視できない問題だ。

 
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