カンバスと静物 油絵
肥満であるか、肥満でないかの判定基準として
欧米ではMBI(Body Mass Index)が用いられる。
体重(kg)を身長(cm)の2乗で割った数値。
欧米では、この数値が30以上が肥満、25から
30未満が太り過ぎとなる。
経済協力開発機構(OECD)がまとめた最近の
統計では、世界で最も肥満の人(BMI30以上)が
多いのはアメリカで34%を超え、太り過ぎの人
(BMI25以上)の人を加えた肥満人口は、総
人口の2/3余りとなる多さだ。
だが、報告ではメキシコが、アメリカを抜いて
世界一の肥満大国になったと言う。
近年の中国の肥満者の増加にみられる食事の
西洋化や飽食によるものではなく、アメリカと
同様に貧困率の上昇と言う深刻さを備えている。
日常の食生活を脂肪分の多いスナックやハン
バーカーなどで済まさざるを得ない貧困化が
非常に大きな要因だと指摘されている。
メキシコでも、脂肪分の多い総菜を添えたタコスを
安直に外食で食べる傾向が一般化している
ことも要因だといる。
更に懸念されるのは、小学児童の肥満率が
30%を超えていることで、これは治安悪化で
子供が外で遊べなくなったことも原因だと言う。
放射線に.怯える日本でも無視できない問題だ。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
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