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2014年3月6日木曜日

マダニ媒介するウイルス 30道府県で確認

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
冠雪の富士山



3月には入り、梅が満開の季節を迎え、野山へ

誘う鶯の声も聞こえて来るようになった。

だが、野山の草むらには大きな危険が潜む。

至る所で普通に棲息しているマダニが媒介する

ウィルスが備えている感染症の発症だ。

「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」と呼ば

れる感染症で、2013年1月に感染が確認されて

以来、今年2月までに九州、中国、四国、近畿の

13の県で53人が感染し、うち21人が死亡。

4割という高率の死亡率を備えた感染症だ。

元は中国に生息していると考えられていたが

ダニが備えている遺伝子から、日本でも古代から

生息していた固有種であることが判った。

現在、北海道から九州まで30の道府県で患者や

ウィルスの存在が確認されており、厚生労働省は

ウィルスが国内に広く分布している可能性が

高いので春の行楽シーズンには、不用意に

手足を露出して草むらに入らないように注意を

呼び掛けている。

 備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?





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