今年の春節は、大挙して押し寄せて来た
中国人の観光客の爆買いが話題になった。
大声で話しながら街を闊歩する集団を見ていると、
日本人の団体以上に恰幅の良いメタボスタイルの
人が多いのに気が付いた。
世界一の糖尿病患者の多い国なのだ。
最近の調査では、20才以下の男子の23%が、
女子の14%が肥満となっている。
2012年に米疾病対策センター(CDC)が発表した
統計では、米国人の3人に1人以上が肥満であり、
若年層でも約17%が肥満だ。
中国も、富裕層では既に米国並みにメタボ人口が
増加しているのだ。
米国では2030年までに、13州で肥満率が60%を
超える可能性があると言う。
肥満者の増加に比例して増え続ける肥満に
関連する医療費の増加が大きな問題だ。
現在の約18兆円が5割以上も増加すると予測
されているため肥満抑制が喫緊の課題だ。
3月4日、世界保健機関(WHO)は成人が1日に
摂取する砂糖を小さじ6杯分の25グラム程度に
抑えるようにと新指針を発表した。
日本人は現在の50グラムを半減させる必要が
あるが、炭酸飲料1缶飲めば40グラムになる。
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