今年の正月は温暖で久々の過ごしやすい休日と
なったが、その後は一転、暖冬が吹っ飛ぶ寒波に
襲われる厳しい冬となった。
暖冬予報に裏切られ、厳寒対策が忙しい。
1月23日に台湾全島で雪が降り、凍死者を含め
60人余りの死者が出たと言う。
沖縄でも39年ぶりに雪が降り、史上2回目だとか。
中国各地でも大寒波に見舞われ、北京市では
日中気温が30年ぶりとなる(-)13℃を記録。
この寒波の南下原因は北極圏での極渦にある。
北極の上空では、北極圏とその外側の中緯度
地域との気温差によって渦が発生し、ジェット
気流となって数千メートル上空を反時計回りに
回転し、その中に寒気を閉じ込める。
この渦は極渦と呼ばれ、気流は周期的に強弱を
繰返す「北極(南極)振動」と呼ばれる変動を
繰り返している。
極渦が強い時は、北極振動指数が負(ー)と呼び
北極の地上気圧が平年より高くなり、 気流が
弱まると、寒気に押し出されるように極渦が南に
下がり、寒気も南に噴き出して高緯度・中緯度
地域で寒波やそれに伴う大雪を降らせる。
また、偏西風の蛇行により押し出されて来た
寒気がより南下し、1月23日には沖縄のみならず
台湾にも雪を降らせる異常気象となった。
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