2011年5月にスペイン南東部の地方都市ロルカを
震源とするM5.1の地震が発生した。
この地震で、多くの建物が倒壊し、9人が死亡し
100人以上が負傷している。
震源調査で、深さ2~4kmと非常に浅い場所で
断層が動いたことによるものと判明した。
原因として、1960年代からの長年の地下水汲み
上げで地下水位が約250メートルも低下し、地盤
沈下でひずみが溜り、北側の地盤が乗り上がる
逆断層型の断層地震が発生したと判明。
北海油田のあるオランダの最北部、ドイツとの
国境に近いフローニンゲン州では、2012年に
M3.6の地震が発生して住宅に被害が発生した。
1964年から深さ2800m付近に在る欧州最大の
ガス田で採掘が始って後、毎年地震発生回数が
増え続け2013年だけでも119回起きた。
現在のペースで採掘が続けば、今後1年間に
M4・5以上の地震発生の確率は1/50とされる。
一方、シェールオイル・ガスの採掘が盛んな米国の
オクラホマ州で2011年にM5.7の地震が発生した。
地下に埋蔵されているオイル・ガス採掘ために
含有されている岩盤に化学物質を添加した水を
超高圧で地下の岩体に注入して破砕する工法の
フラッキングが行われている。
この破砕作業により引起された誘発地震で、
アメリカ地質調査所(USGS)のデータによると、
オクラホマ州で発生したM3.0以上の地震は、20
09年以降、平均発生回数は年約40回に達する。
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