太平洋の赤道付近で発生している史上最大と
されるエルニーニョ現象による気象への影響は
過去に比べて尋常ではない異常が発生している。
エルニーニョが発生すれば日本では暖冬とされる。
暖冬と言っても毎日の気温が例年より高くなって
いる状態ではなく、一定期間での平均気温が
高目と言うことで、暖かい日だけではなく、気儘に
南下するシベリアからの寒気団の影響で極端に
寒い日もあり、暖気との衝突で、太平洋岸に予測
外の大雪をもたらすこともあるのも影響の一つだ。
気象庁の発表では、12月中旬の平均気温は、
北日本で3・4℃、東日本では3・3℃それぞれ平年
より高く、1961年の統計開始以来最高値を記録。
札幌市では12月26日にやっと真冬日となり、1876
年の観測以来最も遅く、雪なし正月から救われた。
2015年の日本の平均気温は平年より0.63℃高く
1898年の統計開始以降でを記録4番目の高さ。
世界の年平均気温も平年より0・4℃高くなり、
1891年の統計開始以降最高を記録し、前年に
続いて過去最高となったが、昨夏らのエルニーニョ
現象に合せた最高気温の記録とされる。
気象庁では、3月までの天気予報では一時的に
寒気が南下し寒くなっても、長期的には暖冬の
可能性が高いと話すが、台湾坊主には要注意だ。
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