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2016年1月16日土曜日

地球の兄弟になり損なった準惑星「冥王星」

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
椿大神社



2015年7月に、米航空宇宙局(NASA)の無人探査機

「ニュー・ホライズンズ」の観測データか公開された。

地球の兄弟星、海王星のまだ先には、多くの

彗星や小惑星が存在するカイパー・ベルトと

呼ばれる空間が広がる。

かっては惑星に位置付けられていた冥王星は

それらの中では最も大きな質量を備えた直径が

2370kmと地球の6分の1小惑星の一つ。

今世紀に入り冥王星の周辺に同じ程度の質量を

備えた天体が多く見つかったこともあり、冥王星を

惑星のままに位置付けをしておけなくなり格下げと

なって、準惑星となったが、衛星が5つもある。

無人探査機による大発見には、冥王星は窒素の

微粒子に覆われているため太陽光を散乱させて

青空がひろがっていたこと。

所々で水が表面に湧き出して氷を造り、高さが

3200mと5600mで、中心には噴出口を備えた

氷の火山が見つかっている。

太陽系の惑星は、46億年前にガスや塵の中から

「惑星の卵」のような小さな天体が形成されて、

それらが衝突・合体を繰返して大きくなり、現在の

惑星になったと考えられている。

カイパー・ベルトに存在する小惑星や冥王星は

太陽から余りにも遠い場所であったため、大きな

惑星まで成長できなかったと考えられている。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

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