2015年末、中国国家林業局長は砂漠化した土地と
乾燥した荒廃地の面積が2014年時点で、約433万
2800Km2だったとの全国砂漠化観測結果を発表。
この面積は日本全国土の11倍以上に相当する。
09年の調査時より約2万Km2減ったが、依然、
国土総面積の約45%を占めている。
砂漠化した土地が262万3700Km2で国土の27%、
砂地の面積が173万1100Km2で17%を占める。
これらに加え、土壌汚染も深刻で全国の都市の
1/3は十分なゴミ処理設備を備えておらず、都市の
周囲に放棄し、ゴミの山に囲まれている。
悪臭やハエなどの害虫が発生し、更に有害性を
備えた汚染物質の滲出で引起される土壌汚染も
深刻な問題となっている。
更に、工場から排出される有害物質や農薬などの
化学物質などによる水質汚染で、主要河川の
75%以上は魚も住めない水質になっている。
これらの水の潅漑への使用によるカドミウムや鉛
などによる重金属汚染により、耕地面積の20%は
汚染されている状態になっている。
内陸部の新疆ウイグル、内モンゴル、チベットの
3自治区と甘粛、青海2省では無秩序な開墾や
放牧、水源開発による乾燥化が深刻であり、
長江デルタや珠江、黄河デルタなど河川流域の
耕地では土壌汚染が深刻化している。
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