WHOの発表では世界約1600都市の調査で、大気
汚染と健康被害の原因となる微小粒子状物質
(PM2・5)のニューデリーの年間平均値は、日本の
基準の10倍を超える1m3当り153㎍の世界最悪。
インド環境当局の調査でも12月のPM2・5は市内の
ほとんどの地点で連日300㎍を超えている。
汚染の主な原因は、気温の下がる11~2月頃は、
周辺の農村部で広範囲に行われる野焼きの煙や、
年々増える自動車の排ガス。
年間平均値153㎍は日本の基準(年平均15μg)の
10倍以上で、北京(56μg)の約2・7倍の汚染度だ。
公的調査機関「科学環境センター」の報告書では
首都ニューデリー市で大気汚染が原因とみられる
肺疾患などによる死者が年間1~3万人と推定。
深刻なインドのデリー首都圏での大気汚染改善に
備えて最高裁判所は来年3月末まで大型ディー
ゼル車の新車登録を禁じるの命令を出している。
一方、大気汚染の本家、北京市では2014年度の
PM2・5濃度は、年平均で1m3当たり86㎍だった。
2015年度は改善に備えて5%削減目標を立てた。
11月までの平均値は74㎍と、目標達成は視野に
入っていたが、12月上旬に続き19日から4日間
連続の「赤色警報」が解除された直後に、再び
北京市で25日午後には汚染指数が561を記録。
今年度の目標達成が消えるホワイトクリスマスに。
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