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2016年1月13日水曜日

中国 「小康社会」実現に向け貧困層を一掃

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
メランポジウム



2015年12月、中国国務院(政府)貧困者支援開発

指導グループ弁公室は、習近平指導部が目標に

掲げる「小康社会」(幾らかゆとりのある社会)の

実現に備えて、2020年までに約7000万人存在する

貧困層を一掃すると表明した。

この内、1000万人について貧困地域から移住

させる計画も明らかにしている。

広がるばかりの格差是正に備えて、貧困対策に

前向きに取組む姿勢を打ち出すことで、習近平

指導部の求心力向上を図るのが狙い。

習近平国家主席は昨年11月下旬の共産党会議で

「貧困撲滅と国民生活の改善を図り、『共同富裕』を

段階的に実現することは社会主義の本質的要求」と

演説し、全国の責任者に檄を飛ばした。

中国では、年収3000元(約5万6000円)以下を貧困と

定義づけており、大半が農民で貴州、雲南、河南、

湖南、四川の5省と広西チワン族自治区に多い。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

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