新型コロナウィルス感染者数は、今年5月
8日を最後に日々の新規感染者数が公開されず、
また、マスク着用も自主的な判断に委ね
られることとなり、コロナウィルスへの
恐怖感も薄れ、3ヶ月後には、あの騒ぎは
何だったの、と言えるほど感染への危機
意識は薄れて、夏休みやお盆を楽しんでいる。
とは言え、生真面目な日本人は人混みでの
マスク着用やアルコールによる手指の
消毒は身に付いてしまったようだ。
厚生労働省が発表した、7月31日から8月
6日までの1週間の新型コロナウィルス
感染者数は、7万7937人だった。
驚くべきことは、新規感染者数発表最終日の
5月8日を含む5月2日からの1週間の新規
感染者数を合計したら7万6759人となった。
日により増減があったとしても、全国的に
見れば新規感染者数は減少しておらず、
3ヶ月前と同様の感染拡大状況にあるのだ。
厚生労働省は8月14日、入院者数は９日時点で
前週比1701人増の2万1000人、重症者数は
28人増の378人で増加傾向となっているとする。
専門家は、感染者数が減少した地域もあるが、
お盆で人の動きが活発になっていることから、
感染拡大のピークを越えたとは言えないず、
油断はできないとしている。
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