人工甘味料のサッカリンやズルチンなどが
発がん性があるとして使用禁止になって以降、
安全性があるとして広く使用されて来たのが
アスパルテーム。
世界保健機関(WHO)傘下の国際がん研究
機関(IARC)はこのほど、無加糖をうたった
清涼飲料水や食品などに使われている人工
甘味料[アスパルテーム]について、発がん性の
可能性があるとの見解を示した。
特に肝臓がんを引き起こす可能性について
発症の危険性を懸念している。
アスパルテームは、IARCの分類で4段階ある
発がん性の可能性のうち、下から2番目の
[2B]に指定された。
発がん性の可能性が最も高い[1]には、
タバコやアルコール、紫外線などが含まれる。
[2]は、ガソリンを使用したエンジンの
排ガスや鉛などと同じレベル。
WHOと国連食糧農業機関(FAO)の合同食品
添加物専門家会議(JECFA)は、アスパル
テームの1日当たりの許容摂取量として、
体重1Kgあたり40mgとしている。
体重70Kgの人を例にすると、アスパルテーム
入りの炭酸飲料では9~14間に相当するという。
このため、WHOは日常的に大量摂取して
いる人を除けば、大半の人にとってただちに
危険性はないと見ている。
例年になく暑い夏、喉を潤す清涼飲料水が
手放せない時期に、気になるニュースだ。
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