カナダは、例年5月から10月にかけて、
山火事のシーズンを迎える。
だが、今年は異例な事態に見舞われた。
5月に発生した大規模な山火事では、煙が
広範囲に広がり、一部はニューヨーク市に
まで達し、市内が煙に包まれた。
6月26日には、大西洋を横断し欧州西部にも。
8月初めから、カナダ北西部のノースウエスト
準州では、約240件もの山火事が発生した。
17日には、州都イエローナイフの市街から
16Kmの地点にまで火災が迫って来た。
このため、地元当局は15日に非常事態宣言を
発令し、住民約2万人に対して、18日正午
までに街をはれて避難するように指示。
山火事は、南部方向に拡大を続けた。
州内から脱出するには、空路のほかは
道路は1本しかなく、避難先は100Km先に
行くまではないという逃避行となった。
この時点で、カナダ全土ではおよそ1060件の
山火事が発生しているとされ、この内の
3分の1ほどがノースウエスト準州内で
発生しているという。
また、太平洋に面したブリティッシュ
コロンビア州では、19日に州政府は州内で
拡大している大規模な山火事を受けて、
約3万5千人に避難命令を出した。
さらに約3万人に避難勧告が出された。
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