地球上のヒトを始めとするすべての生物の
生存環境に大きな影響を与えている海洋
循環に異変が起きており、特に大西洋の
海洋循環が、早ければ2039年にも停止る
可能性があるとの研究が発表された。
2019年に開催された、国連の気候変動に
関する政府間パネル(IPCC)の報告書では、
海洋の深層で南下する南北循環(AMOC)が、
今世紀中に弱まると予想している。
地球の表面積の7割ほどを占めている海洋の
海水は、地球規模で大循環をしており、
決して一定場所に留まってはいない。
海洋学者などの研究では、表層海流の流速は、
時速で5kmほどであり、黒潮では速い場所では
毎秒2m以上、時速7・2Km以上にも達する。
だが、深層海流の流速は、時速で3・6mと
非常にゆっくりとした流れであり、元の場所にう。
戻って来るには数千年を要するとされる。
グリーンランド沖を出発した海水が、元の
場所へ戻ってくるのは数千年先になるのだ。
2万年ほど前の最終氷期には、北大西洋が
氷に覆われていたため、海洋循環が停止していた。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
0 件のコメント:
コメントを投稿