北大西洋の北端にあるグリーンランドは
ほぼ全域が氷に覆われ、南極大陸に次ぐ
膨大な氷が存在する。
ここから流れ出てくる冷たい水と氷、更に
冷えた大気で表層海水は冷やされ密度が上がる。
海水は、温度が低いほど密度が高くなり、
また重くなり、標準海水でマイナス1・9℃で
密度が最大となる。
また、塩分濃度が高いほど密度が高くなる。
グリーンランド沖と南極海のヴェッテル海の
2ヶ所では、赤道付近で温められた表層の
海水が冷たい大気と氷が溶解した冷たい水で
冷やされて深海へと沈み込んでいる。
南極大陸は、地球上で最も寒い氷の大陸で
あるため、大陸近海の海水は極度に冷や
されて比重が重い。
また、ヴェッテル海は突き出した南極海に
向かって南緯75度から南緯63度まで伸びる
S字状の細く長大な半島であり、東側に
ヴェッテル海が囲い込まれるように存在する。
地球の自転により、冷たい表層海水は、
このヴェッテル海に溜まり、淀む。
グリーンランド沖と共にヴェッテル海が、
深層海流の出発点となっている理由だ。
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