2024年7月末に、中朝国境付近で台風による
豪雨のために北朝鮮北西部の新義州などで
大規模な洪水被害が発生した。
鴨緑江では、1995年など過去にも氾濫被害が
相次いだため、新義州対岸の中国の丹東側では
堤防を大幅に強化したため、溢れた水が北朝鮮
側に集中することとなり、大洪水となった。
この大洪水で、鴨緑江流域の慈江道や平安
北道では河川流域で多数の民家や農地が浸水。
朝鮮中央通信は被害情報について詳細は伝えず、
死者はなく、被災者のうち約1万3000人が
平壌に避難したと報道していた。
韓国メディアは、平安北道や慈江道での洪水に
よる死者数は最大で2500人と伝えたのに対し、
金正恩は[何を根拠にしているんだ!]と激怒。
北朝鮮側では、堤防建造や防災工事などの
対策をしていなかったして、洪水被害を受けた
被災地の幹部らの責任を問い、20~30人が
銃殺刑に処せられたとされる。
金正恩は、7月29~30日に被災地で開いた
党政治局非常拡大会議で、[党と国家が付与した
責任ある職務の遂行を甚だしく怠ったことで、
容認できない人命の被害まで発生させた]と叱責。
だが、3日後の8月2日に再度視察した際には
[被害が最も大きかった新義州地区でさえ、
人命被害が一件も出なかったことは、奇跡と
しか表現できない]と豹変し、簡単に前言を翻す。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
0 件のコメント:
コメントを投稿