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2025年6月17日火曜日

6月上旬コンビニで発売開始もJA全農出荷量は半分

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
楊 貴 妃 桜  奈良公園



6月5日に、大手コンビニでも随意契約の

備蓄米の販売が始まり、身近な場所でも

コメが出周りは始めたということで、コメ

不足への不安感は幾分緩和された。

それでも、3月の入札から3ヶ月経っても

中小スーパーには備蓄米は届かない。

JA全農は、入札から1月半後の4月25日に

24日時点で落札した政府備蓄米約19万9千トンの

うち、卸売業者に24%に当たる4万7000トンを

出荷したと発表していた。

そして、スーパーに届くのには2~3週間と

発表していた。

また、出荷済みを含めて売渡契約済みの

備蓄米は計約13万1600トンと公表している。

およそ、落札量の3分の1当たる量が未契約状態。

6月6日に、JA全農は5日時点で落札した

備蓄米計29万6195トンのうち、約49%に

当たる14万4595トンを卸売業者に出荷済みと発表。

また、15万トン余がJA全農の倉庫に眠る。

このような状況は、JA全農や政府は、国民が

コメがないと叫んでいる状態を危機感をもって

対応してこなかったことを明白に示す。

引起されたコメ不足は、JA全農と政府、農林省の

無責任と怠慢の結果によることは明らか。

流通を握る卸売業者の一部で利益率が500%に

なっているとの報道に、新農林相は実態を

解明するとしたが、専門家はコメの流通は、

旧態依然のままで5次問屋まで存在すると指摘。

これでは、それぞれが適正と言っても30%の

マージンが中抜きされて、流通の時間や

輸送コストアップ、更には系列による不公平を

呼び、中小スーパーに迅速にコメが届かない

ネックとなっている。

2次以下の卸業者は不要で、1次卸を司る

窓口を広げ、相互間で情報と流通をスムースに

行えるようにして、必要なところに必要な

量を適時、的確に届ける仕組みを作る必要がある。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

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