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2025年6月5日木曜日

随意契約の備蓄米30万トン 2週間で食卓に

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
ギ ン リ ョ ウ ソ ウ



農林水産省は、5月26日、随意契約で売り渡す

備蓄米について、大手の小売業者を対象に

古古米の令和4年産は20万トン、古古古米の

令和3年産は10万トンのあわせて30万トンを

売り渡す方針を発表した。

27日の夜には、注文が殺到して20万トンの

目標に達したとして一旦、受付を中止。

この契約で売り渡された備蓄米が、29日に

大手の通販サイトで売り出されたが直ぐに

完売となったことが公にされた。

6月7日には、発送を開始するという。

5月30日には、中小の小売業者や街の米屋さん

などを相手とする新たな仕組みで、令和3年産

“古古古米”8万トンを対象にした申請の受け

付けが開始された。

ただ、希望する業者は多いものの、街の米屋

さんレベルでは、大型車満載の10万トンか

12万トン単位であるため、保管場所だけでなく、

店先の道路が狭くて大型車が入れないことや

フォークリフトを保有している米屋さんが

少ないこともあり、裾野を広くと目指した

計画も中途半端に終わりそう。

令和3年度産米の古古古米については、臭いや

味になどについて懸念が付きまとっていたが、

小泉農水相とニュースキャスターの公開試食

では、共に余程の匂いや味に敏感な人でなけ

れば見極めは困難であることが証明された。

より多くの人にコメを行き渡らせたいという

目標に沿うために、対応に工夫が必要だ。

それにつけても、契約から2週間で精米された

備蓄米が消費者の手元に届くことが証明された

のに、3月10日に契約された第1次入札の放出

米が、5月30日になっても街のスーパーに

姿を見せず、コメ棚は空っぽだった。

コメを買ったことない前農水省は、結局

何もしていなかった、と切り捨てられている。

失言の不始末に付いては、全責任を負うと

開き直っている首相も、一体これまで何を

していたのかとの批判は免れない。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





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