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2025年6月3日火曜日

米価格 首相 3000円・新農水相 2000円

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
佐 保 川 堤



24年8月からのコメ不足・米価高騰の騒動で、

国民を裏切り続けた農水相が更迭されて

部隊が変わったが、やはりコメの供給量不足と

価格高止まり問題が残され、これからが

どのように安定化に向かうのかが大きな課題に。

首相は、5Kg当り3000円台を適正価格として

提示しているが、ベースになるのがJAが

早々と公表したコメ農家からの買取り価格の

金額(概算金)の玄米60Kgでの2万3000円以上。

コメ農家は、機材や肥料などのコストや

人件費の上昇を踏まえると、2万3000円程度が

妥当とするコメ農家の試算や一般農家の評価。

これまでの概算金で1万円ほどの上昇となる。

流通業者の保管費、輸送費、マージンのほか

精米の経費などを加算し、コストアップ分を

見込むと5Kg当り、900円ほどの値上がりと

なるため、3000円台が妥当な価格であるとした。

このレベルで、首相は農家やJAが利益を出せて

営農・営業が可能だと判断したとする。

他方、新農水相は、このままではコメ離れが

一段と深刻化するばかりか、秋の参院選での

与党の大敗は避けられないとの危機感もあり、

起死回生の現状打破に打って出た政策だ。

条件付きながら、90%以上を落札し、コメの

流通量の絶対量不足を逆手に、意のままに

流通での価格操作を行い、25%もの暴利の

マージンを懐にする流通ルートの排除で

相対的な値下りへの可能性が出て来た。

随意契約で放出される備蓄米は、2022年産米が

20万トン、21年産米が10万トン。

所謂、古古米の部類に入るコメだが、品質には

大きな差がないとされるが、後は”舌価格”で。

60㎏当たりの平均価格で税抜き1万700円で、

競争入札時の落札価格の半額程度となる。

契約は、年間1万トン以上を取扱う見込みの

大手小売業者に限り、早速5月26日から毎日

先着順で受け付けをして、契約・売渡をする。

8月までに消費者に販売する分を対象とする。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





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