経済の専門家は、政府の備蓄米放出後、
5月中旬になっても、市場に備蓄米が出回ら
ない現況について、農林水産省がコメの流通
円滑化に向けた改善策で、兎に角早く備蓄米を
出せと指示を出しているから、今後スムーズに
備蓄米が出てくるのではないかと述べている。
結局、これまで農水省は流通の加速について
何ら有効な手を打っていなかったと言うことだ。
更に、価格については、備蓄米が市場に出回る
ようになれば、流石に価格も下がるだろうと楽観。
価格の見通しでは、高止まりする場合と、
下落に転じる場合の2つのシナリオがあるとする。
価格が高止まりするケースでは、備蓄米が
順調に売れて、卸などが在庫として持っている
高く仕入れたコメもそれなりに売れると
判断した時は高止まりとなる。
長期在庫しても、値下がりの恐れがないと
判断した場合だ。
反対に、備蓄米が十分に市場に供給されて、
価格が下落に転じたときに、保有する銘柄米にも
下押しの圧力がかかり、売り急ぎを呼べば
大幅な下落も期待出来るというのだが。
だが、肝心の備蓄米の流通量をJA全農や
大手卸が供給を絞って小口出しを維持する限り、
品不足感で需給ひっ迫感が持続され、高値
相場が維持され続く。
卸の姿勢が問われる局面だが、国民の困窮を
無視して25%もの高マージンをとり、小出しで
高値相場を維持する卸業界は糾弾されるべきだ。
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