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2024年8月29日木曜日

韓国 自立できない[カンガルー族]急増中 

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
ギ ン リ ョ ウ ソ ウ



l 韓国雇用労働部の傘下機関である韓国雇用

情報院が行った若者を対象とした調査の

[ソウル若者パネル調査]で、2012〜2020年の

データを解析した結果、親と同居または、

別居していても経済的に自立できていない、

若者が、30代前半から半ばの年齢層で増えて

いるという調査結果が出た。

韓国では親の世話になっていることから

[カンガルー族]の呼んでいる。

調査結果では、25〜29歳のカンガルー族の

割合は80%程度で、30〜34歳は50%程度と

なっているが2012年の45.9%から2020年の

53.1%まで7.2%ポイントも上昇していた。

地域別結果では、カンガルー族の割合が首都圏

では69・4%で非首都圏の61・7%より大幅に高い。

また、職に就いている者よりも就いていない

カンガルー族の割合が急激に増加しており、

若者の就職難、失業率の高さを反映している。

カンガルー族の増加傾向は、若者が自立でき

難い社会環境の裏返しであり、このことは

晩婚や非婚・独身主義の現象と重なり、

結婚しません宣言の一般化にも表れている。

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 健康と安心のメタボへの備えは?





2024年8月28日水曜日

2023年 認知症で行方不明者1万9000人超え

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
石斛



l 2023年に、全国で認知症やその疑いがある人が

行方不明になった件数がのべ1万9000人余りに。

警察庁は、届け出があったのは件数は、前年

よりも330人多いのべ1万9039人となり、

統計を取り始めた2012年以降で最多を記録。

このうち95%に当たる1万8175人は、去年内に

所在が確認されたが、502人は死亡していた。

都道府県別では兵庫県が2094人で最も多く

次いで大阪府が2016人、埼玉県が1912人と

続き、神奈川県、愛知県へと続く。

行方不明になる人の数は、10年前の2014年の

1万783人の1.8倍近くに急増していて、高齢化と

共に認知症になる人が増えていることが伺える。

認知症になった人は、歩いても体の疲れを

感じないか、想像以上に遠方まで歩いて

行っているケースが多く、広範囲で探す必要も

あるため、認知症患者には住所・氏名・連絡先が

判るようにしておくことが必要となる。

埼玉県で行方不明になった人が、300Km余り

離れた仙台市で保護したケースもあったという。

最近は、服や靴にGPSの装置を取り付ける

ことが推奨されており、23年にはGPSの装置で

発見に繋がったケースが71件あった。

警察庁は、GPSやドローンなどの技術を活用

しながら、早期発見と事故防止の取り組みを

強化して行くとしている。

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2024年8月27日火曜日

日向灘地震の震源域に[割れ残り]存在の指摘

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
ギ ン リ ョ ウ ソ ウ



l 8月15日午後4時、南海トラフ地震臨時情報

(巨大地震注意)は、1週間を迎え終了。

8月8日に、宮崎県に日南市沖を震源とした

M7・1の地震ついて、日向灘を長年、調査して

きた京都大防災研究所宮崎観測所の教授は、

震源域が今回の地震で破壊され切らなかった

[割れ残り]が生じている可能性があると指摘。

教授は、1996年に日向灘で発生した2度の

地震と今回の地震との関連性に注目する。

1996年10月19 日23 時44分、宮崎市の東南東

約50㎞付近の深さ34 ㎞を震源とする M6.6 の

地震が発生。

この地震は1987年3月のM6・6の地震の南西に隣接。

1996年12月3日07 時18分、宮崎市の南東

25km付近の深さ35kmを震源とするM6.6 の

地震が発生。

この地震の震源地は、今回の8月8日のm7・1の

地震の震源に近い。

およそ30Km余り離れた10月19日の地震の

震源域も、同時に一気に破壊されたと考え

られていたが、余震の分布やM5クラスの

余震の少なさなどから、96年10月に発生した

地震の震源域が今回の地震で破壊されず、

そのまま残っていると判断された。

1996年には、1ヶ月半ほどの間をおいて

発生した地震が、今回も南寄りの震源域では

破壊が進んだが、北東寄りの震源域は破壊

されずに残っているため、[いずれM7程度の

地震が再び発生する可能性がある]と指摘。

日向灘では数年から10年程度の間隔で、

M6・5~M7クラスの地震が発生しており、

M7クラスの地震が再び起きると、臨時情報が

再び出される可能性につながる。

また、日向灘ではゆっくりと断層がずれる

[スロースリップ地震]の活動も活発化している。

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2024年8月26日月曜日

[巨大地震注意]期間終わる 水とコメが消えた

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
山 椒



l 8月8日に、宮崎県日南市沖を震源とする

M7・1、最大震度6弱の地震が発生したのを

受けて、気象庁は[巨大地震注意]の南海トラフ

地震臨時情報を発表した。

[巨大地震注意]の発表で、1週間は地震発生に

備えた、家具の転倒防止や一人当たり水

3リットルの確保などが必要と発表。

さらに、主要交通機関が運行の間引きや特急

列車の一部区間停止などを発表したために、

お盆休み中の帰省や旅行を中止するなどの

大混乱が発生し、太平洋海岸部の保養地の

ホテルなどでは1割以上のキャンセルが発生。

何より、スーパーに行って驚いたのは、ペット

ボトル入りの水が奇麗に棚から消えていたこと。

更に、値上がりが続いていたコメも一部を

除いて在庫ゼロに。

水とコメが見ている間に目の前から消えて

手に入れられなかった人は、パニックに

襲われる心理状態になっただろう。

このような時こそ、首相が積極的に前に出て

地震発生の[予報ではない]ことを明確に伝え

国民の動揺を抑えるべきであったが姿はなし。

1週間とした[巨大地震注意]期間中に、発生

想定震源断層域外の、神奈川県で地震が発生。

8月9日の午後8時前に神奈川県西部の」秦野市

付近を震源とするM5・3、最大震度5弱の

地震が発生し、15日夜8時過ぎにも余震と

見られるM4・4、最大震度4の地震が発生した。

これらの地震は、南海トラフ地震の揺れ感じた

人たちの多くは、とっさに南海トラフ地震が

発生したのだと感じて、パニックに襲われた

だろうと推測できる。

8月15日午後4時、[巨大地震注意]期間の1週間が

経過を受けて、国道などでの[巨大地震注意]の

電光表示も消され、政府は無事でした、今後も

地震に備えた準備を忘れないようにと談話発表。

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2024年8月23日金曜日

N-net 試験運用へ 高知県沖~日向灘

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l 防災科学技術研究所が、南海トラフ地震の

発生に備えて、高知県の沖合から日向灘に

かけて設置を進めて来た地震の早期感知

システムのN-netの敷設が完了し、2024年

7月から試験運用を始める。

N-netは36の観測点を海底ケーブルでつなぎ、

総延長はおよそ1640kmにのぼる。

設置観測機器の周辺で地震が起きた場合、

最大で地震を20秒、津波を20分、それぞれ

早く検知できる。

N-netに隣接して、北側の南海トラフ沿いの

熊野灘と紀伊水道沖には、計51ヶ所の観測点を

持つDONETが設けられている。

DONETも地殻変動のようなゆっくりとした

大きな地震動,津波まであらゆる種類の信号を

キャッチできるよう、多種類のセンサー

(強震計、広帯域地震計、水圧計、ハイドロ

フォン、微差圧計、温度計)から構成されている。

南海トラフの北に隣接する日本海溝では、

2011年3月の東北地方太平洋沖地震を受けて、

北海道沖から千葉県の房総半島沖までの

太平洋海底に海底地震津波観測網のS-netが

設置されている。

S-netは、地震計や水圧計から構成される

観測装置を150点設置した全長800Kmの観測網。

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2024年8月22日木曜日

WHOが緊急事態宣言の[エムポックス]とは 

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公 園 の 鹿



l アフリカのコンゴ民主共和国を中心に感染が

拡大するエムポックスは、アフリカ以外にも

感染拡大の兆しが出てきたとして、WHOは

8月14日に[国際的に懸念される公衆衛生上の

緊急事態]を宣言した。

エムポックス(サル痘)感染患者の致死率は、

アフリカでは1~10%ほどとされているが、

先進国では多くの場合は軽症で回復する。

サル痘ウイルスは、元々動物からしか感染

しなかったが、森林破壊などによるヒトと

野生動物の接触機会が増えたことやウイルスが

ヒトの体内で変異して感染しやすくなった

ことなどが関係して、ヒトからヒトへの

感染が始まった。

サル痘ウイルスに感染予防には、不特定多数の

人と密接な接触をしないことが大切で、感染した

人の唾液の飛沫や体液、皮膚の病変などを介して、

ほかの人への感染が広がる。

WHOは、天然痘のワクチン・治療薬が有効だと

しており、その予防効果は85%に達する。

日本国内で、感染が確認されたら、国が指定した

感染症指定医療機関58か所で治療が受けるが、

治療には、天然痘治療薬[テコビリマット]が

使用される予定。

だが、この薬はまだ国内で承認されておらず、

薬の有効性や安全性を調べる[特定臨床研究]と

して例外的に使用される。

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2024年8月21日水曜日

致死率の高いエムポックス アフリカで感染拡大

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ウ ツ ギ



l 世界保健機関(WHO)は、アフリカ中部の

コンゴ民主共和国を中心に近隣のブルンジ、

ケニヤ、ルワンダ、ウガンダの4カ国に

これまでより致死率の高いエムポックス

(サル痘)ウィルスの変異株による感染が

拡大しているとして、8月14日に[国際的に

懸念される公衆衛生上の緊急事態]を宣言。

WHOによると、コンゴ民主共和国では

これまでに1万4000を超す症例が確認され、

511人が死亡した。

[エムポックス]ウィルスに感染すると、発熱や

発疹、頭痛、筋肉痛、背中の痛み、倦怠感、

リンパ節腫大などの症状が出る。

エムポックスウイルスは、クレードIとIIに

分類され、コンゴでは現在、重症化率や致死率の

高いクレードIbが流行している。

米疾病対策センター(CDC)によると、2022年から

世界各地で報告されるようになったウィルスは

クレードIIで、コンゴでは2023年1月以来

確認されたクレードIの感染が疑われる症例は

2万2000例を超え、1200人が死亡している。

24年は上半期だけで、23年1年間に匹敵する

症例が報告されている。

WHOは、14日に感染がアフリカ以外にも

広がるおそれがあるとして宣言を発したが、

15日、スウェーデンの保健当局は、国内で

感染が確認されたと発表。

WHOのテドロス事務局長は[アフリカの中、

そしてアフリカ以外でさらに広がるおそれが

あり、憂慮すべきだ]として、感染拡大を

抑えるため、各国が協調して対応する必要が

あると訴えた。

日本でも、アフリカの流行地域にいた人は、

発熱などの症状がある場合は、エムポックス

感染を疑って医療機関で検査をうけることを

呼び掛けている。

感染後の、潜伏期間は5~21日とされている。

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